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目が覚めたらカロス地方
第二歩『ピカチュウって昔デブだったよね』
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「シオも十分心強いけど、
他にポケモンを捕まえる予定はあるの?」

「他の…ポケモンですか」

うーん…そう言われるとあまり
思いつかないなぁ、ゲームの時は…
なににしてたっけ…?

「今のところは特に…」

「そうなの?…あ、そうだわ
だったら次の街のポケモンセンターに
着いたら、いいものをあげるわ」

「いいもの、ですか?」

「ええ、でも今は内緒よ♪」

シロナさんは人差し指を唇に当てて
頬を緩ませた

すっげぇ可愛い

「楽しみにしときます」

「ええ、そうしておいて」

そんな会話を続けながら俺達は
2番道路を歩いていく、
途中で野生のポケモンを見かけたが、
みんなダラ〜っとしていてこちらを
襲ってくる雰囲気では無かった

そして、今俺達の目の前には、
大きな木々が生い茂る森がある

「此処は…」

「看板によると、此処は
『ハクダンの森』といわれる場所みたいね」

ハクダンの森…確かレアで
ピカチュウが出るんだっけ?
ゲームの時は初手で出てきたからレアとは
思えなかったんだよなぁ…

…あ!そうだピカチュウだ!
ゲームの時パーティーにいれたの!

「たぶん虫タイプのポケモンが
多いと思うわ、気を付けてね」

「はい」

俺達はそのままハクダンの森に
入っていった

微かに風で揺れる木々や草花、
巨大な木の葉で遮断されかけてる太陽の光
鳥ポケモンの鳴き声が聞こえる

ここがハクダンの森…
ゲームの時はなぜか虫タイプのポケモンを
乱獲していた覚えがある、
なんであんなことしてたんだろ…
短パン小僧の気持ちを知りたかったのかね

「シロナさん」

「?なにかしら」

「前に聞いた事があるんですけど、
ハクダンの森では時々ピカチュウが
出没するらしいんです」

「ピカチュウが?」

「はい、それで…なんですけど」

「ふふ、捕まえたいのね?ピカチュウを」

流石はシロナさん、俺の考えはお見通しか

「はい、でも出現率が低いらしくて…」

「いいわよ、それぐらい
付き合ってあげるわ」

「ありがとうございます」

うっし!それじゃあ早速
探しに…

「ピカ?」

今現在俺の目の前に赤い木の実を
くわえたピカチュウがいるんですがそれは

「あらあら、運がいいわねルーク君」

「ハッハッハ…畜生」

俺は逃げられる前にピカチュウに向かって
モンスターボールをぶん投げた

「ピカッ!?」

ピカチュウはモンスターボールに
入り、しばらくしておなじみの
モンスターボールがカチっと閉まる音がした
俺はモンスターボールを
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