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テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 【灰村 諸葉が進む道】
転生
SCENE2
第10話
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ルパンゾの一行の件がまだ残っているから安心するのはまだ早い。第一、その事は俺が医務室から出るまでは棚上げで決まっていたから、これ以上延ばすことは出来ない。
そう思った俺はカノンノのあとを追って医務室を出た。 ̄

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ホールにて…、
アンジュ「ようやく出られたみたいね、モロハ。」
モロハ「おかげさまで。」
シング「それにしても、随分長かったね。」
モロハ「ナナリーさんの話だと、1週間くらい出して貰えないって言ってたけどね。」
ヴェイグ「アニーはモロハのことを心配してたんだ。この間の〔トレント〕の一件があったんだからな。」
シング「そうなんだ。モロハってさ、結構なフラグ持ちなんだね。」
モロハ「……。」
-なんだよフラグ持ちって……。てか嫌味かそれ?-
 ̄アンジュさんやヴェイグ,そしてシングから歓迎を受けたものの、シングの“フラグ持ち”って言葉に気が萎える俺だった。 ̄

モロハ「そういえば、ガルパンゾの人達は?」
アンジュ「これからよ、あなたもいらっしゃい。」
モロハ「はい。」
 ̄それはさておき、問題なのはガルパンゾの一行。特に、王女が国を出る理由が1番気になるところだ。
その事をアンジュさんに聞くと、これから話を聞きに行くらしく(とはいえ、俺が医務室に入る前に決まってたことだが……。)一緒について行くことに。 ̄

カノンノ「私も一緒に……」
アンジュ「カノンノは駄目よ。仕事の依頼を受けて貰うから。」
カノンノ「でも……」
アンジュ「ロディさんとグリューネさんは別の依頼で出て貰ってるし、モロハのことなら安心して。」
カノンノ「はい……。」
-なんだか…カノンノが気の毒だなぁ。ここは俺が元気づけるか。-
モロハ「カノンノの仕事が終わったら、カノンノが満足するまで付き合ってあげるよ。」
カノンノ「えっ、本当に?」
モロハ「ああっ、依頼には出られないけど、その範囲で付き合ってあげるよ。約束する。」
カノンノ「うん、約束だよ!≪ニコッ≫」
 ̄カノンノも一緒に行きたくなったのか名乗り出ようとしたが、アンジュさんから依頼に出て貰うと言われてガッカリした。
そんなカノンノを元気づけようと、俺は仕事終わりにカノンノと付き合ってあげることを約束して、カノンノは元気になった。 ̄
アンジュ「それじゃあ、仕事はお願いね。さあっ、私達も行くわよ。モロハ。」
カノンノ「はい!」
モロハ「わかりました。」
 ̄一連の話が終わった俺達は、それぞれの目的(カノンノは依頼に、俺とアンジュさんはガルパンゾ一行の件で)の為にホールから出た。 ̄

ーーーーーーーーーーーーーーー

 ̄ガルパンゾ一行の部屋は食堂のすぐ近くの船室だったが、妙だった。それは…、 ̄
「ん、何、おっさんそんなに
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