暁 〜小説投稿サイト〜
テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 【灰村 諸葉が進む道】
転生
SCENE2
第10話
[1/7]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
医務室にて…、


アニー「……。」
モロハ「……。」
-長い…幾ら何でも長過ぎる……いつになったら終わるんだ……?-
 ̄俺はアニーさんの診断を受けている。医務室に入れられて3日が経ち、体調も良くなったが今だ出して貰えない。
ある程度予想はしていたが、やっぱりアニーさんは困っていた。と言うより、怒ってた。 ̄
アニー『もう、“心配させないように”とあれほど言ったじゃありませんか!』
 ̄と叱られて平手打ちを喰らい、ナナリーさんに薬を塗って貰ったが、3日経った今でもまだヒリヒリする。 ̄
ナナリー『まっ、自業自得だね。』
 ̄薬を塗って貰った後ナナリーさんにこう言われたが、考えてみればその通りだ。
サレとの戦いは、ヴェイグ達との連携も考えずに1人で挑んだ俺が悪い。 ̄

ーーーー

≪パシュッ≫
カノンノ「モロハ……。」
 ̄医務室の部屋の扉が開いたと思うと、カノンノが入って来た。しかも心配そうな顔だ。 ̄
モロハ「カノンノ…様子を見に来たの?」
カノンノ「うん、心配だから……。」
モロハ「ありがとう、カノンノ。」
-俺、色んな人に心配かけてるなぁ。医務室入ってすぐなんか特にそうだし……。-
 ̄カノンノが来た理由はすぐわかった。俺を心配しての事だ。第一、カノンノは俺が医務室に入ってから毎日のように俺の様子を見に来ているから、察するなんて簡単だ。
事実、読みは当たった。それを知って俺は、本当にみんなを心配されてると思う。特に医務室入ってすぐがそうだった。 ̄

 ̄どこで聞いたのか、“俺を介抱する。”とか言ってグリューネさんがやって来て、更にそんなグリューネさんを止めようとロディさんが来て、俺のことを心配してカノンノがやって来てその場は俺を巡っての修羅場と化し、アニーさんやナナリーさんじゃ止められなくなってロックスがやって来て3人を宥めてと大変な事に。 ̄
ナナリー『たく、女難の想の持ち主だね、あんたは。』
 ̄直後にナナリーさんにこう言われた時、俺は同じことを誰かから言われた気がしたが、それが誰なのかわからない。
と言うか、思い出せない。 ̄

ーーーー

アニー「はい、もういいですよ。」
モロハ「ふう……。」
-良かった〜、やっと解放される……。-
ナナリー「本当は1週間くらい出さないとこだが、今回はアンジュの口添えもあって、この辺で勘弁してくれてるんだから、ちゃんと感謝しなよ。」
モロハ「はい、そうします。」
カノンノ「それじゃあ、ホールに行こう。アンジュさんも待ってるし。」
モロハ「わかった、じゃあ行こ。」
カノンノ「うん!」
 ̄長く続いた診断も終わってホッとする俺。けど本来なら1週間くらい続くそうだったとの事でアンジュさんに感謝する。
長い診断の後で気を落ち着かせようとした俺だが、それ以前にガ
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ