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テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 【灰村 諸葉が進む道】
転生
SCENE2
第9話
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身体を支えられて持ち堪えた。 ̄
ヴェイグ「全く、無茶をするな!」
モロハ「ごめん……。」
ミント「しかしながら、ご立派でしたよ。」
モロハ「フォロー…ありがとう…ごさいます……。」
-でも…これでまた…アニーさんを…困らせちゃうなぁ……。-
 ̄直後にヴェイグに怒られて沈み、ミントさんからフォローを受けて気を取り直すが、またアニーさんを困らせるとなると気が重い。 ̄
ーーーー
その直後…、
≪タッ、タッ、タッ!≫
「エステル!無事??」
「……。」
「ワンッ!」
 ̄森の奥からエステルの仲間なのか、剣を持った黒っぽい服の男と色々混ざった服を着た女、そしてパイプを咥えた犬が駆け寄って来た。 ̄
「あんたらは誰だ?」
ヴェイグ「俺達は<アドリビトム>の者だ。お前達は?」
「オレはユーリ、ユーリ・ローウェルだ。エステルから雇われている。
でこっちは、俺の相棒のラピードだ。」
ラピード「ワンッ!」
「あたしはリタ、リタ・モルディオ。ガルパンゾの科学者よ。」
 ̄男に声をかけられて簡単な挨拶をしたヴェイグは、男達の方へ聞き返す。
男の方がユーリで、女の方がリタ、そして犬の方がラピード。 ̄
シング「ところで、サレは?」
ヴェイグ「多分、ヘーゼル村に戻ったんだろうな。」
モロハ「どうする…行く…ヘーゼル…村に……。」
ヴェイグ「いや、それは無理だ。もとよりモロハ、お前がその状態では仕方ない。」
ミント「アンジュさんからは、モロハさんを無茶させないよう言われてましたから。」
モロハ「ごめん…俺の…せいで……。」
ヴェイグ「気にするな。寧ろ、あのサレを撃退したんだ。力になれなかった俺達が、情けなくて仕方ない。」
モロハ「ああっ……。」
 ̄サレを撃退することには成功したが、サレ本人がヘーゼル村に戻って行ったせいで物資を届けることが出来なくなった。物資を届けられなくなって情けなくなったが、ヴェイグが慰めてくれたので気を取り直す。 ̄
ユーリ「あんたら、<アドリビトム>の連中だったよな?なら、暫くおたくらのとこで厄介になってもいいか?この森じゃ食うのに困るしな。」
ラピード「ワンッ!」
リタ「あたしも賛成。もうこの森で迷うのも嫌だし。」
エステル「私も賛成です。皆さん、よろしいです?」
ヴェイグ「別に構わない。モロハを運ぶ必要があるしな。」
ユーリ「そうか。なら、そのモロハって奴は俺が運んでやるよ。うちの姫様が世話になったんだしな。」
シング「ありがとう、助かるよ!」
リタ「じゃあ、あたしも手伝うわ。あんたも手伝ってくれるわね、犬っころ?」
ラピード「ワンッ!」
ミント「では、急ぎましょう。」
 ̄と言う事で決まり、物資運搬は断念して船に戻ることになった。 ̄
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