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テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 【灰村 諸葉が進む道】
転生
SCENE2
第9話
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ークが至る所に散りばめられた魔法陣が浮き出て来た。
サレ「馬鹿な、そんな事が…そんな事があり得るのか??嘘だ…嘘だ嘘だ嘘だ、そんな事がある筈が無い!」
モロハ「……。」
サレ「あり得ない…〈剣皇〉のお前が…術を使えるなど……そんなのが…そんなのある筈が無い!ある筈が無いんだ〜〜〜??」
モロハ「……。」
サレ「嘘だ…嘘だ…嘘だ……。こんなのがある筈が無いんだ!なのに…なのに何故…何故なんだ〜〜!」
 ̄詠唱の最中サレは叫び続けるが、今の俺にはそんなのは聞こえない。 ̄
-これで終わりだ!-
モロハ「吼えろ、凍てつく咆哮!仇なす全てを凍らせよ!」
サレ「やめろ…やめろやめろやめろ!僕の常識を壊すな〜〜??」
モロハ「喰らえ、時をも止める冥王の力!W摩訶鉢特摩地獄(コキュートス)W??」
≪ギャオォオオ〜〜〜??≫
≪ピキキキ……??≫
 ̄詠唱の最中も叫び続けるサレだが、そんなサレを差し置いて詠唱を続けるが、それも終わり術を発動。 ̄

発動と同時にドラゴンが姿を現し、辺り一面を凍らして行く。草も、木も、動物も、魔物も、全てを凍らせて行く。
サレ「みっ…認め…ないぞ!こんなの…こんなの絶対認めないぞ〜〜??」
≪ギャオォオオ〜〜??≫
≪ピキキキ……??≫
≪カチーン??≫
叫び続けるサレだが、それも続かずアッサリ氷漬けとなり決着がついた。
モロハ達、もとより、モロハの完全勝利だ。

ーーーー

シング「す…すげェ。辺りを…凍らすなんて。」
ミント「これが…モロハさんの……。」
ヴェイグ「禁呪…なんて力なんだ。サレの味方でなくて良かった思う。」
エステル「凄い……。」
モロハの力を見て圧倒される4人。ヴェイグの言う通り、サレの味方でなかった事が、彼らの唯一の助けである。

ーーーーーーーーーー

それから数分後…、
サレ「くっそう…馬鹿な、今まで負けた事の無い僕が…お前ごときに…敗れるだと……?」
 ̄本当はそのまま放置したかったが、ミントさんの慈悲で氷漬けから解放されたサレは悔やんだ。 ̄
モロハ「どうする、まだやるか?」
サレ「くっ…いや……今回は退くとしよう。
だが覚えてろ!今度戦う時が、貴様らの最後だからな!
ヴェイグ、そしてモロハ??」
 ̄そう叫んだサレはその場を立ち去った。 ̄

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

モロハ「ふう〜……。」
-やった~…どうにか…撃退出来た…ぞ……。-
 ̄あのサレを撃退した事に喜んだが、力を使い過ぎたせいなのか足がふらつく。 ̄
モロハ「……。」
-うう…駄目だ…もう…立って…られ…ない……。-
 ̄もう限界が来て倒れそうになったが…、 ̄
≪ガシッ??≫
シング「大丈夫か??」
モロハ「ああ…ありがとう……。」
 ̄シングに
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