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テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 【灰村 諸葉が進む道】
転生
SCENE2
第9話
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サレ「楽には殺さないよ。」
モロハ「さて、それはどっちに対する言葉かな?」
サレ「さぁね。どっちでもいいんじゃない?」
モロハ「それもそうか!」
シング「モロハ??」
ミント「いけませんモロハさん!」
ヴェイグ「待つんだモロハ、単独で挑むのは危険だ!」
 ̄剣を構えて向かって来るサレ。俺はそんなサレを迎撃するため前に出た。
ヴェイグ達は止めようとするが、俺はそんな彼らを無視してサレを迎え撃つ。 ̄

≪キンッ!キンッ!キンッ!≫
サレ「はっ!ふんっ!そらっ!」
モロハ「……。」
-随分甘い攻撃だな。こいつの本気はこの程度か?-
 ̄突き攻撃で来るサレだが、予想を下回る攻撃で呆れ返る。
正直言うと、ヴェイグ達とは比べものにならない。俺としては難なく躱せて脱力感を感じる。 ̄
モロハ「お前の本気はそんなもんか?」
サレ「ほう…やはりこれでは効かないか。」
モロハ「俺個人としては、準備運動にもならないがな。」
サレ「成る程、流石〈剣皇〉だ。ならば、ここからは本気で行かせて貰うよ!」
モロハ「そうこなくちゃな。さぁ、来るなら来い!」
 ̄まさかとは思っていたが、やはりサレの本気はこんなものじゃないようだ。
だが、そうでなくては俺としても本気で戦うことが出来なくて困る。俺の言葉に答えるように、サレは攻撃を仕掛けて来た。 ̄

サレ「W散沙雨W??」
モロハ「……。」
-軽い軽い。-
 ̄連続突きで来たが、太刀筋がさっきの突きと全く同じだから躱すなんて朝飯前。 ̄
サレ「ほう…これも効かないか。ならば、これならどうだい?」
 ̄そう言って剣を構えると、サレの足下に緑色の魔法陣が姿を現した。 ̄
モロハ「……。」
-今度は術で勝負か、イイだろう。来い!-
サレ「くらえ!WウィンドエッジW??」
モロハ「ふんっ!」
-そんなもんか?-
≪ブンッ…バキャンッ!≫
サレ「何っ??」
 ̄魔法陣が消えたと同時に術を発動しようとしたが、サレの術が誰を対象にどこで発動されるかは既に読めている。
俺の考えが正しければ、俺自身の周りだ。読みは的中し、術は俺の周りで発動されようとしている。
俺は剣(サラティガ)を横に構え、身体を回転させて術を斬り裂いた。と言うより、かき消した。 ̄
サレ「馬鹿な…そんな…ことが…あるのか?ヴェイグでさえ…見切れなかったのに……。」
モロハ「どうした、もう終わりか?」
サレ「くっ!」
 ̄術が破られたせいか、驚きを隠せないサレだが、俺としてはこんなのはまだまだちょろい。 ̄

ーーーー

シング「あいつ、サレを相手にあそこまで有利にことを進めるなんて……。」
ヴェイグ「やはり、只者じゃないと思っていたが、これは予想外だな。」
シング「ああっ、見ただけで普通の奴じゃないってことはわかってはい
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