アインクラッド編
第二話攻略会議
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ので変な言語が出てきた。…アルゴだな。
「何だアルゴ、俺にようか?」
「サー君は自分の頼みも忘れちまうのカ?」
てことは
「やっと攻略か、長かったな」
「街のはずれの広場に今日の3時だナ。主催者は『ディアベル』ってプレイヤーだナ」
「イルファング・ザ・コボルトロードだっけか、レイドが一つ組めれば行けそうだけどな」
「サー君ボスと戦ったのカ!?」
「まさか、ちょっと覗いただけだよ」
「そうカ、頑張ってくれヨサー君」
「おう、任せろ」
それじゃ、というとアルゴはあっという間に姿を消した。
午後三時
意外といるな。お、キリトもいる。
会議はディアベルというプレイヤーが仕切って行われていたが…
「ちょお待ってんか!」
モ○ットボールみたいなやつが出てきた。
「わいはキバオウってもんや。こん中におるやろ!死んでいった二千人に詫び入れなあかんやつが!」
「キバオウさん、それはベータテスターのことをいうのかな?」
ディアベルが静かに問う。
「そうや!そいつらがボロいクエストや、美味い狩場を独占して手に入れた金とアイテムを出してもらわなパーティーメンバーとして命を預かれんし、預けられん!」
こう言う馬鹿は本当に困る。さてと
「「発言いいか?」」
おっと、被った。
「先にいいぜ」
褐色の肌をしたスキンヘッドのでっかい男が俺に譲ってくれた。
「ゴホン、では先に、あんたこれ貰ったろ?」
俺は茶色い本を取り出した。
「道具屋においてあるやつやな、それがどないしてんねん!」
「これを書いているのはベータテスターだ」
「ッ」
会場がざわめいている。そりゃそうだ、俺の感想だがこれは下手な攻略本よりよっぽど役に立つ。
「この本は無償提供されている。情報は誰にでも手に入った。
さらにあんたはさっき死んでいった二千人といったがそのうちベータテスターの数は二百を越えている。
元ベータはSAOに約850人程度参加している。割合で言えがベータは約23%、ビギナーが約20%。
ベータテスターが全て得しているわけじゃない。今金やアイテムを出されたところで死んだプレイヤーは戻ってこない。
俺はもっと賢い話し合いがなされると思ったがな」
「ぐぬぬ」
ふう、人前で話すのは疲れる。
「次の…「俺は大丈夫だ、全て彼が言ってくれたからな」そうか。みんな、これでわだかまりは晴れただろう。では今からパーティーを組んでくれ」
さてと、誰と組もうかな。
突然後
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