暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアートオンライン~戦場で舞う道化師~
アインクラッド編
第二話攻略会議
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ては素手で応戦し何体かポリゴン片に変えた。
そのほかの敵もちょこちょこ攻撃していた為大多数のリトルネペントを引き連れるには十分なヘイト値を稼いでいた。
サイガは木の上に避難し根元に群がるmobを俺は全て刈り尽くした。


「サイガ、終わったぞ。花つきも何体かいた」


サイガの返答がない。


「おいサイガ!」


俺が呼んだ直後、気を失ったサイガが落ちてきた。









Sideサイガ


話し声が聞こえる。俺は眼を覚ました。


「キリト、アニールブレードは?」
「…お前、気絶してぶっ倒れたんだぞ…」
「ニヒヒ、恐ろしい執念だナ」


俺の知らない人がいる。ネズミのヒゲのようなペイントをしている女の人だ。


「…誰?」
「オレっちは《鼠》のアルゴ。情報屋ダ」


情報屋か…


「そうか、俺はサイガ。よろしく」


アルゴと名乗るプレイヤーは俺をじっと見ている。情報屋って何だ?


「ふむふむ、どうやらサー君は素手でリトルネペントを倒したそうじゃないカ」
「あのままだったら死んでいたからな何かしら動く必要があった。それがたまたま上手くいったんだよ」
「サー君の戦闘センスはキー坊にモ匹敵するんじゃないカ?」


変なあだ名つけられてる…


「あのー、情報屋って何をするんだ?」
「そうかサイガはまだ知らなかったな。情報屋っての「情報屋ってのはナ!」……」
「あらゆる情報の売り買い、捜索をする者のことダ」
「…それって恨まれたりしないのか」
「するゾ」
「あ、やっぱり」
「でもそこらの柔い奴らにには負けないがナ」


二ヒヒとアルゴは笑った。


「こう見えてアルゴはかなり強いんだ、自力でいろんな危険な場所に行くからな」
「へ〜、じゃ今から情報のやり取りをしてもいいか?」


アルゴがちょっと驚いた顔をしている。


「金の代わりにこれでお願いしたい」


そういって俺はリトルネペントの胚珠を渡した。


「キー坊これっテ」
「ああ、アニールブレードと交換できる。いいのか?サイガ」
「いいんだ、二個あったから。で、ボス攻略会議が始まったら教えてくれ」
「そんなんでいいのカ?」
「万が一入れなかったら大変だろ?」
「お前もうボス攻略か…」
「ナハハハ、面白い事言うナ、了解したヨ」
「頼んだぜアルゴ」




















一ヶ月後

二千人のプレイヤーがその命を散らした。だが未だに第一層を突破したものはいない。





「♪~♪♪~「サー君」ヌアッ!?」


突然声を掛けられた
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