暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアートオンライン~戦場で舞う道化師~
アインクラッド編
第二話攻略会議
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俺たちは『森の秘薬』というクエストに来ていた。百体に一体の確率のmobがターゲットなのだが……物欲センサーなるものが働いて、一向にポップしない。少しイライラしてきた。


「さあてキリト君?俺たちは何体狩ったでしょうか?」
「いや…確率だし…ベータでは…ゴニョゴニョ」


はあ、帰ろうかな。うん、帰ろう。明日やろう、明日。
「あの!」うん?
振り返ると少年が立っていた。


「あの!リトルネペントを狩っているんですよね?ご一緒してもいいですか?」


俺の予想。キリト君はのこの子一緒に狩り始める。


「お前名前は?」
「コペルです」
「俺はキリト、こいつはサイガ。よろしくな」


ほらな、少しは警戒しろ。
なぜ俺がこんな事を考えているかというと、俺は人の感情や考え方を読み取ることが出来てしまう。
この能力はあまり嬉しくない。なぜなら、ふとした時に突然わかってしまうからだ。
そして今わかったしまった。
こいつが胚珠を目的に俺たちを殺しにきていること、方法としてmobの大量ポップに乗じることも。


「おいキリト、大量ポップ覚悟しとけ。」
「お前マジd「俺じゃない」え?」


そう言い終わるか否か、ポリゴン片とともに花粉のようなものが飛んできた。その直後、俺たちの索敵を埋め尽くす数のmobがポップする。さらにコペルの隠蔽のおまけ付きである。


(……あ、この数無理かも)


「サイガ!スキル後硬直はまずい!ソードスキルは極力使うな!」
「おっ!ベータ生は頼りになるな〜」
「茶化すな!」
「へいへい」


かなりきついが持ち堪える事ができる。だが、先程見せたリアルラックの無さのおかげで刃こぼれがかなり目立っている。全て一撃で倒し続ければなんとかなるが、俺にはそんな芸当は到底無理だ。(キリトは難なくこなしている)ついでに、俺はかなり
変則的な戦いをするので、剣の耐久値が………


バキィィィィィィィン


こうなった。剣が粉微塵になったのだ。




















キリトSide


サイガの剣が折れた。俺はベータの時に何度か素手で戦った事があったがもちろん火力が落ちる。しかも、逃げる事ができないこの状況で死に直結すると言っていい。


「サイガ!」」


あいつを助けに行きたいが、リトルネペントが邪魔で思うように進めない。


「これやばいな」


サイガは顔を少し引きつらせながらも驚きの行動に出た。
リトルネペントを思いっきり蹴り飛ばしたのだ。後続のmob達はドミノのように倒れて行く。
その上を踏みながら密集を抜け出したのだ。さらに横からくる敵に対し
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