第十二話 結界変幻!三人衆集結!
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すると青い巨人も振り返り・・・
「ん?おお!畢!久しぶりじゃねえか!」
巨人も畢に挨拶をした。
「で?今日は何の用だ!?決着ならいつでもつけてやるぜ!・・・へ?」
畢が何やら巨人の手を掴み巨人の近くにいた仲間であろうメンバーに対し・・・
「皆〜しばらくこいつ借りていくのだ!」
「へ!?どういう事だ!?説明しろ!!あああれえええええ!!」
そう言って選択の余地なしに巨人は別世界へと転送されるのであった。
キャピトラに戻ってきた畢とアルトは人間サイズに縮んでもらった巨人に事情を説明し・・・
「という訳でゼロ・・・手を貸せなのだ!」
「はぁ・・・そういう事なら仕方ねぇ・・・まっ・・・腐れ縁で手を貸してやるか!」
と意気投合して巨人は畢に力を貸してくれることになり畢は・・・
「そう言えばお前その恰好じゃ目立つのだ・・・」
「といっても・・・一心同体に慣れる奴が居ねえし・・・」
と言うと・・・
「大丈夫なのだ。身体はここにいるのだ」
「うぇ!?私!?」
巨人と合体しろと無茶ぶりを振られてしまうアルト。すると巨人は・・・
「いや・・・流石の俺も女の子と合体するのは・・・」
「じゃああんた親父みたいに姿を借りる方は出来ないのか?」
「ああ・・・じゃあ・・・タイガはこの世界に居るかもしれないし・・・よし」
そう言って巨人の身体が輝くと青年の姿に変わった。
「これなら目立たねえぞ!」
「んで?お前地球ではなんて名乗るのだ!?ゼロだと目立つのだ・・・その身体の奴は何て名前なのだ!?」
「え?ランだけど?」
「その方が目立たないのだ!ようし!取りあえずお前は地球人ではランと名乗るのだ!」
「へいへいわかりやした」
地球人名として『ラン』と名乗ることになった巨人。そして畢とランはアルトに詰め寄った。
「とりあえずこれでコンパチネタの面子はそろったのだ・・・お主・・・この事をユアやユウやお菓子のお姉ちゃんに言ったらどうなるか分かってるのだろうな?」
「え!?私巻き込まれたの!?」
「まぁ・・・俺達の正体を唯一知ってるからな下手をすると・・・俺と一緒に別世界の宇宙に行ってもらう事になるぜ?」
「えええええええええええええ!」
こうして畢とランにより一般人の協力者としての無茶ぶりをされるアルトであった。
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