第十二話 結界変幻!三人衆集結!
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「何だありゃ?」
『この気配・・・新生闇軍団』
天津の言葉に翼は変身しようと烈斗を探すが・・・
「しまった!烈斗は今武者頑駄無の所に・・・」
巨大ガンダム像にパニックになった人々が逃げ回る中、巨大ガンダムは翼に目をつけそのまま翼と近くにいたアルトを掴み取った。
「く!離せ!」
「ふぇ!?ええええええ!?」
逃れようとする翼と混乱するアルト。二人はそのままコックピットへと投げ込まれてしまった。
「翼!」
「どうしよう!翼が居ないと変身できない!!」
絶体絶命を予見する新之助と香澄。
コックピットの中では・・・
「何だ此処!?」
「う!気持ち悪い」
不気味な空間・・・言うなれば魔空間とも呼べるような邪悪な空間に佇む翼とアルト。
そこに無数の武者殺駆の姿が・・・
「何あれ!?等身大のガンプラ!?」
状況に着いていけないアルトに翼は・・・
「くそ!烈斗が居ないと変身が・・・」
烈斗が・・・ガンプラが無いと結界コントローラーで変身できない翼。武者殺駆は翼達にじりじりと詰め寄ってくる。
すると翼がアルトのポーチの中の何かに気付いた。
「アルトさんそれ!」
「へ?これ?帰ったら皆でガンプラバトルしようと思って持って来たんだけど・・・うぇ!?翼君?」
アルトのポーチからカスタマイズされたガンプラ・Zプラス紅を取り出す翼。
「アルトさん!これ借ります!これの名前は?」
「Zプラス紅だけど・・・ちょっと!この状況でそれどうするの!?」
アルトを他所に翼はZプラス紅を構えた。
「結界変幻!Zプラス紅!」
結界コントローラーが輝き翼の姿が変わった。
あまりの眩しさで目を隠したアルトは光が静まったのを見て仰天した。
「・・・嘘」
翼が等身大のZプラス紅に変身していたからだ。
『ようっし!かかってこい!!』
その言葉に武者殺駆たちが飛び掛かるとビームライフルとシールドを構え反撃に出る翼。武者殺駆の刀をシールドで受け止め流すとビームライフルで迎撃した。
予定外のことで混乱する武者殺駆たちに翼はチャンスと思い脱出を図るべくアルトの元へ走った。
『アルトさん捕まって!!』
「え!?うん」
アルトを抱きかかえる翼はバーニアを起動させ上昇を開始した。リアルガンダムと相性の悪い翼としては早いところ烈斗と合流したいのだ。
(くそ・・・いつもと違ってやりづらい・・・いつも烈斗がサポートしてくれているのが身に染みるぜ)
己の未熟さを痛感する翼。だがそれでも怯まずに脱出を邪魔する武者殺駆をビームサーベルで撃破していくのだった。
一方外では・・・
「おっりゃあ
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