第二十話 埋蔵金を探せ!!
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アアアアア!!』
物凄く鋭利な牙をむき出しにし襲い掛かってきた。
「ぎゃああ!逃げろ!!!」
力が必死に走って見えると深海魚は物凄いスピードで力を追いかける。
「何だありゃ!あんな深海魚見たことねえぞ!」
『深海はまだまだ未知の領域ですからね〜発見されていない新種が居てもおかしくないですし』
「冷静に解説してないで助けろ!」
『そうですね〜お爺ちゃん高速で移動出来るように改良型スクリューを装備してるので操作盤で』
「これか?」
力がスイッチを押すと背中からスクリューが出て凄まじいスピードで移動できるようになった。
だが・・・
『キシャキシャキシャ!!!』
深海魚はさらにスピードを上げて力を追いかけ等々力に噛み付いた。
「くそ!なんて執念深い野郎だ!この!この!!」
噛み付かれながらも必死に殴り返す力だが、ここは水中・・・浮力でパンチ力が半減してしまう。
「楓〜なんか武器は無いのか武器は〜」
作ったのは楓なので恐ろしいまでに頑丈な水中強化スーツなので破損はしていないものの衝撃やら何やらで装着している力は溜まった物ではない。
すると楓は・・・
『とりあえず!もしもの時の為に魚がびっくりする程度のエレキ光線放てるようにしてるので右腕構えて甲のスイッチを押してください』
「こ!こうか?」
力が深海魚に向かって右腕を構えスイッチを押すとエレキ光線が発射され深海魚は痺れ力を離した。
のだが・・・
「き・・・距離を考慮しておくんだった」
至近距離で撃ってしまったので自分も痺れてしまった力。
すると
「ここは・・・探検も済んだことだし・・・記念写真でも撮って帰るか・・・楓!水中カメラある?」
『はいはい〜操作盤の奥にありますよ〜』
そう言ってカメラを置きセルフタイマーで深海世界をバックに記念写真を撮る力。撮影の瞬間無数の深海魚たちが集まったことはスルーする事にし地上へ向かう力だった。
「ぶっは〜疲れた〜」
「お爺ちゃんお疲れ様〜」
強化スーツ脱いで一息入れる力に楓は・・・
「で?お爺ちゃん埋蔵金は?」
「あ・・・」
すっかり忘れてしまった力。完全にただの深海探検で終わってしまうのであった。
その後飛鳥に頭下げまくった力はとりあえず飛鳥の手伝いをやらされまくるのであった。
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