第48話 巨大エレベーター
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火炎弾が爆弾し、ケルベリアンとメカニロイドが爆炎に飲まれた。
「やった…?」
「いや…まだだ」
「ゴルルルルルルァ!!!」
爆炎からボロボロのケルベリアンが紫のレーザー刃を構えながら突撃してきた。
レーザー刃はゼロに迫るが、レーザー刃はゼロをすり抜けてしまう。
「!?」
「これで終わりだ」
シャドウダッシュでレーザー刃をかわし、背後を取った瞬間にフットチップをダブルジャンプに切り換え、ダブルジャンプからの回転斬りでケルベリアンを真っ二つにした。
「あ…れぇ…?ゼロォ…どこ行きやがったぁ…?見えねえぞぉ…?それに…体も痛え…痛え…痛えぞおおおっ!!ゴアアアアアアッ!!!」
断末魔の叫び声を上げながらケルベリアンは爆散した。
ゼロはDNAデータを回収すると、オペレーターに通信を繋げる。
「ミッション終了、転送してくれ」
『了解、転送します』
転送の光にゼロとルインは包まれ、レジスタンスベースに転送された。
「転送終了まで…2…1…転送!!」
ゼロとルインが司令室のトランスサーバーに出現した。
「お疲れ様でした」
ゼロとルインがトランスサーバーから出ると、シエルが駆け寄ってくる。
「ありがとう…二人共…あのエレベーターは、エネルゲン水晶を大量に運んでいたみたい…。でも、一体……あんなにエネルギーを集めてバイルは何するつもりだったのかしら」
「さあ…バイルの技術力ならダークエルフとベビーエルフ達がいればしばらくの間はエネルギー不足を何とか出来そうな気もするのに、何で今更大量のエネルゲン水晶を集めてたんだろ?」
「…さあな、考えていても仕方がない。ルイン、トレーニングルームに向かうぞ」
「あ、うん」
「その前に…メンテナンスを受けてきてね…?」
トレーニングルームに行く前にメンテナンスルームに向かうようにシエルに促されたゼロとルインであった。
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