暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?お巡りさんを舐めんなよ〜Hunting〜
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言われそうだな)

しかしそれにしても「なのは達が墜とされるなんて余程のことだぞ。相手は高ランクの魔導師、もしくは騎士か?」モニターに映る抗争勃発直後の映像を観ながら、はやてに何があったか訊いていると・・・

『はやて! もしかしてルシルからなの!?』

『ア、アリサちゃん!?』

受話口からアリサの声がして、『ルシル! あんた、何やってんのよ! 早く帰って来なさいよ!』すごい勢いで怒られてしまった。俺だっけ帰ってやりたいんだよ、アリサ。でもな・・・。

「悪いが今はまだ帰れない。帰れたとしても今の俺には何も出来ないからな。俺に出来るのは治癒魔法だけだ。が、医務局から使用許可が下りなければ役立たずも良いところだ」

『っ! 薄情者! それでも声くらいは掛けられるでしょうが!』

「俺よりアリサ達の声の方が良いに決まってる」

『そんなことないわよ馬鹿! あんたもチーム海鳴のメンバーでしょうが!』

『アリサ。代わって』

アリサの罵倒の次に聞こえてきたのはフェイトの・・・泣き続けたのか少し枯れた声だった。その声に含まれた感情は静かに燃え滾っている怒りだと判った。フェイトは『私は犯人を許さない。絶対に捕まえる』そう断言した後、ピロリン♪と携帯端末に画像メールが送られてきた。

『なのはやシグナム達を撃墜したのは神器だよ、ルシル』

「っ!!」

『確認できたのは2つ。剣型と銃型で、銃の方は回収できたけど、なのは達を傷つけた剣の方は持ち主が持ったまま消息不明なんだ。いま画像を送ったから、その詳細を知ってたら教えて』

もしかして、という思いもあった。場所がこんなところでなければ大声で叫んでしまいたい、神器と自分への怒りを物に当たってしまいたい。外へ出せない怒りを心の内に留め、大きく溜息を吐いて落ち着かせる。

「判った。確認するから少し待ってくれ」

シグナムとヴィータとなのは、それに加えセレスが居る中で負けてしまうような神器なんて想像がつかない。とにかく、フェイトから送られてきた神器の画像を確認する。1つは、アールヴヘイム製の銃型概念兵装・“聖銃アクケルテ”。そしてもう1つが問題だった。

「スフィー・ダンテ・・・!」

『スフィー・ダンテ・・・? それがこの剣の名前なの?』

「ああ。なのは達が負けてしまった理由が解ったよ」

俺は魔造兵装番外位・“挑戦者スフィー・ダンテ”の能力、そして攻略法を伝えた。そして最後に「こんな時に君たちの側に居られなくてごめん」謝った。俺がその場に居れば、たとえ居なくてもすぐに連絡が取り合える状況だったなら、なのは達が墜とされることはなかった。攻略法が判っていれば、ヴィータかシグナムと、なのはだけで勝てる相手だからだ。

『・・・ううん。ルシルも
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