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東方幻潜場
10.『覚醒』
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しそのとき、その手を取り、止めようとする者がいた。
「はいそこまで♪」
 美しい顔立ちのそれは、空間をねじ切って異空間から上半身だけを出していた。
 その正体は、
 幻想郷の管理人にして妖怪の賢者。
 八雲紫であった。

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