九話 恐れず、止まらず、妥協せず!
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えて、常に一組は‘‘倉庫”に入れているのさ!」
「 っでも!」
「あくまで、足止めだ!危険なマネはできるだけしない!
では、エレン・サーストン 出撃する!!」
魔法陣によって、砂浜から海上へと一気に押し出される。そのまま魔導エンジンの出力を上げ、水面上を滑るようにしていった。
◇ ◆ ◇
甲高い警報と恐怖に包まれた港町、狂乱する群集は避難シェルターなどに立て篭もり,あるいは安全な内陸へと逃れようと道を走っている。
エレンと別れたビスマルクたち六人も、群衆を通り抜けながら,急いで基地に向かう。
しかし、突然その中の一人が立ち止まった。
「リディヤ、何してるのですか!?」インナの言うとおり、立ち止まったのは彼女の姉,リディヤだった。
リディヤは呟いた。
「 …ネウロイの反応が、
◇ ◆ ◇
・・・・・ヤツらまで10kmを切ったところで気付かれたようだ、複数の閃光が飛んでくる。
だがこの距離なら訓練を受けたウィッチにはまず当たらないし、そもそも中型程度のビームでは減衰しすぎてシールドが弱くても防げる。
私も攻撃を開始する。
「 Hello & Go to hell!【こんにちは,死ね!】」 まずは小手調べだ、軽機関銃で弾をばら撒く??
いくら 妖精さん越しに向こうが見えるといっても,また弾丸がヤツらまで届くといっても,この距離から機関銃の弾を当てるのは難しい。だが接近するほどに、私を掠めるビームもそうだが,敵に命中する弾丸も増えていき、それは少しずつ敵の動きを悪くさせていく。
・・・・2kmを切ったところで水面近くから上昇する。今まで地面効果翼機のごとくスレスレで飛んでいたのは、マナを取り込みながら高速で航行するためだ。かなりのテクニックが必要なうえ,ビショ濡れになってしまうという欠点があるが…
そして高度50mに達したら、単横陣を組むネウロイに対し 機関銃で薙ぎ払うように撃つ。
ヤツらは一度バラバラになって躱し,そして輪形陣になってビームで撃ち返してくる…が,この数では、マナを纏うことで空気抵抗や重量から解放された私には,当たるはずがない!
さらに加速し、光線を潜り抜け、そして ローラコースター(ジェットコースター)のように曲がりながら降下、
狙うは中央の中型、ではなくそれを左横から護衛する小型ネウロイ。輪形陣は上空からはともかく,真横からの攻撃には強くはなく、
ーーーダダダダダダダダダダッーーー
すれ違いざまの一掃射で粉砕…一体目。
その勢いのまま後方のヤツにも襲いかかる。小型ネウロイでもシャチ並のボディを持っているが、ビームを放つ前になんとか青い海へと沈められた…これで二体
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