暁 〜小説投稿サイト〜
遊戯王GX−音速の機械戦士−
―ラヴデュエル―
[5/11]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ォリアー》でダイレクトアタック!」

「墓地に送られていた《ネクロ・ガードナー》の効果を発動! その攻撃を無効にする!」

 《メタモルポット》で墓地に送られていたらしい、《ネクロ・ガードナー》が《スピード・ウォリアー》の攻撃を止める。敗北寸前の状況になったとしても、二枚のリバースカードは発動する気配もない。

「残る二体でダイレクトアタック!」

「くくく……」

万丈目&万丈目LP3600→1700

 まだ攻撃していなかった、《スカウティング・ウォリアー》と《スピード・ウォリアー》の二体の攻撃が万丈目に炸裂する。しかし《メタモルポット》で引いた手札がよかったのか、それも気にせずに不敵な笑みを浮かべていた。

「……《ダブル・バスターソード》を装備したモンスターは、バトルフェイズ終了時に自壊する。カードを一枚伏せて、ターンエンド」

「俺の……」

 こちらのターン終了宣言を受けると、万丈目が自分が取り付けていたデュエルディスクを取り外すと、横に置いてあった《おジャマ・イエロー》の着ぐるみを着始めた。

「……ドロー!」

 ……どうやら、《おジャマ・イエロー》の着ぐるみを着た万丈目のターン、ということらしい。《おジャマ・イエロー》の着ぐるみがカードを一枚引き、先の万丈目が伏せていたリバースカードが発動する。

「リバースカード、オープン! 《リバース・リユース》を発動! 墓地のリバースモンスターを二体、特殊召喚する……貴様のフィールドにな!」

 裏側守備表示のセットモンスターが二体、俺のフィールドに特殊召喚される。こちらのフィールドに特殊召喚してどういうつもりだ、と考えている間に、万丈目はさらに盤面を進めていく。

「カードを三枚伏せ、リバースカード、《聖なる輝き》を発動!」

 裏側表示のモンスターを表側表示にする効果を持つ、リバースカード《聖なる輝き》が姿を現す。よって俺のフィールドに特殊召喚されていた、二枚のセットモンスターが姿を現し――万丈目の直前の、カードを全て伏せる行動から察するに。

「《メタモルポット》と《ニードルワーム》……二体のリバース効果を発動させてもらおうか」

 俺のフィールドに特殊召喚されていたリバースモンスターは、先の《メタモルポット》と《ニードルワーム》。再び五枚の手札が墓地に送られ、さらなる手札交換を果たす。加えて万丈目は《ニードルワーム》の効果で、デッキトップから五枚のカードが墓地に送られる。

「ふふふ……跪くがいい、この俺の最強のコンボにな! 速攻魔法《帝王の烈旋》を発動!」

 万丈目の発動した魔法カードとともに、俺のフィールドの《スピード・ウォリアー》が旋風に包まれていく。エクストラデッキからの特殊召喚を封じる代わりに、アドバン
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ