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ハイスクールD×D〜黒衣の神皇帝〜 再編集版
補習授業のヒーローズ
冥府を滅ぼした前魔王ルシファー×冥界の空を埋め尽くす有人機動兵器
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・・。この老人を相手にするには些か苛めが過ぎるのではないか?》

よく言うな、これだけ用意しても退けそうな実力持っている癖によ。表にいる刃狗も捕捉されているようだが、流石と言いたいな冥府の神様。ルシファーは周辺にいた死神らを瞬殺させてから、そろそろ出番だと思いながら気配を消している様子だから気付いてなさそうだ。

《茶を飲みながらその方らと話すのも(やぶさ)かでは無いのだが、敢えて訊ねるが何用か?》

「そうねぇ・・・・敢えて言うなら貴方を倒しに、いえ殺しに来たかしらね」

この声はまさか!と疑いながら周辺一帯を見ると先程までいたはずの死神らがいなかった事に驚くが、どうやらいつの間にか俺達とハーデスしかいない状況となっていたようだった。俺らとハーデスの間に一人の女性がいたが、やはり報告通りなのだな。

《お主は誰だ?》

「あら、私を忘れたのかしら?私は前魔王の一人であるルシファーよ、覚えているかしら?あとこの辺りにいた死神達は、この剣で消滅させたわ」

「ルシファー!生きていたのか、今までどこにいやがった!」

「アザゼル久しぶりね。そう、サーゼクスが私の名を継いだのね。サーゼクスら現魔王の代わりに言うけど、先日冥界悪魔側にあるグラシャラボラス領にて事件があったのよ。中級悪魔の試験会場であるセンター会場付近に存在するホテルにて、グレモリー眷属と黒神眷属を率いていた一誠とアザゼルが『禍の団』の襲撃を受けた事は知っているかしら?」

《お久しぶりですな、前魔王ルシファー様。それについては報告を受けているが》

「そこで遭遇したのは、死神からも襲われたのよ?それも貴方が一番恐れている創造神黒鐵様である一誠を滅ぼそうとしたからね」

《どこまで知っているかは知らんが、創造神黒鐵様はかのウロボロスであるオーフィスと密談をしていると耳にしましたのでその調査を頼んだだけの事。どの勢力も協力態勢を敷こうとしている最中、危険極まりない裏切り行為があっては全勢力の足並みが乱れるとの事でしたので。もし仮に裏切り行為があった場合、最低限の警告をするように命じただけの事》

「それに関してだけれど改めて言うわ、私達の主であった創造神黒鐵様率いる黒神眷属が別勢力でありソレスタルビーイングは、全ての勢力に敵と認識された場合のみ攻撃を許されている。例え冥府の神であろうと、創造神からの命ならば貴方を滅する事も出来るわ。あれが最低限の警告だったとしても、一誠から見れば完全に敵対行為だし伝説の死神であるプルートまで寄越したんだから」

ルシファーとハーデスからの会話を聞いていた俺らだったが、後ろにいるデュリオも驚きの顔と共に見守っていた。ハーデスの早とちりだったとしても、それは創造神を滅ぼす要因となってしまったのならば非礼を詫びても俺らの気
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