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ハイスクールD×D〜黒衣の神皇帝〜 再編集版
補習授業のヒーローズ
冥府を滅ぼした前魔王ルシファー×冥界の空を埋め尽くす有人機動兵器
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ろよ。再びアザゼルサイドに戻るがな』

「お久しぶりです。冥界の魔王ルシファー、サーゼクスでございます。冥府の神、ハーデス様。急な来訪、申し訳ございません」

俺と共に来たメンバーの一人はサーゼクスで、疑似空間フィールドからトレミーへと帰還したグレモリーと黒神らと別行動を取っていた。一ちゃんが消滅後、俺は一ちゃんが戦った死神や最上級死神プルートと戦った事と消滅した事を包み隠さずに話した。

黒神への情報提供と照らし合わせてから、進撃するドウターの群れと各地で大暴れしている旧魔王派と英雄派との対応。それに民衆の保護優先し配下に伝達後、黒神から借りた通信機をハメてから誘ってきた。

『冥府に行く予定だ。アザゼルも同伴してほしい』

とな。ここまで来た事で通信機から様々な情報が一方通行に来るが、俺達が一番驚いた事が前四大魔王が生きていた事だった。混乱と共にハーデスが動き出す前にこちらが動くと共に、魔王自らの訪問でもある。黒鐵神殿に招待されたそうだが、正直言って俺もサーゼクスも行きたかったよ。それに今頃俺達を見ている事だろうと思いながら、眼球のない眼孔奥を不気味に輝かせてハーデスは笑いを漏らす。

《貴殿らが直接ここに来るとは・・・・。ファファファ、これはまた虚を突かれたものだ》

その割には余裕がありそうだが一つだけ苦手な人物は一ちゃん、いや黒ちゃんだ。現にサマエルを解放させたのも乗り込んだ一ちゃんによってだし、出来るだけ創造神黒鐵の怒りだけは買いたく無さそうだからな。ミカエルも顔出しをしたいと言っていたが、流石に天使長が地獄の底まで来ると言う体裁的には如何な感じだった。ハーデスの視線が俺達の後方にいる者に注がれる。

《そちらの天使擬きは?尋常ならざる波動を感じてならぬが》

俺達の後方にいるのは、神父服に身を包んだブロンドにグリーンの瞳と言う青年だ。その背には十枚の純白の翼が生えているが、青年は軽く会釈をした。

「これはどうも『御使い』のジョーカー、デュリオ・ジェズアルドです。今日はルシファー様とアザゼル様の護衛でして。まー恐らく要らないとは思いますが『一応』とミカエル様に命じられたからですからね。天使のお仕事ッスお仕事」

かなり軽い調子だが、噂通りと言うより変わり者のジョーカー、デュリオ。『煌天雷獄』の所有者にして、空を支配する『御使い』だ。

《・・・・噂の天界の切り札か。その身に宿る神滅具は世界の天候を自在に操り、支配出来ると聞く。ファファファファ、ミカエルめ、まさかジョーカーを切るとはな》

それだけの存在何だが、コイツはな。一応表に俺が連れて来た、神滅具所有者『黒刃の狗神』の刃狗も待機させている。何かが起こってもいいようにな。

《ファファファ、コウモリとカラスの首領、それに神滅具が二つ・・
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