事情聴取
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ゼストが生きていることを伝えた未来、それを聞いてホッとする機動6課のメンバー。
しかしはやてはこの事までも時空管理局に伝えようとした。
だがやはり前回同様に通信妨害をされていた。
「はやて、前も言いましたが、全銀河鉄道の車両は外部通信は出来ませんよ。もちろん列車についている緊急用通信機は貸しませんが。」
「まだこの機能ついておったんか。いい加減取ってくれてもいいんとちゃう?」
はやてが未来に提案するが、それに対し未来は、
「あなた見たいな人がいる限り無理ですね。」
笑顔で答えた。
ちなみに未来はこちらの世界に来たときから身長が伸びなくなってしまっている。
慎重はなんと132cm。
とても小さい。
この事からわかるように歳もとっていないのだ。
「主、気を付けてくださいます。」
「わかっとるよ。」
シグナムにも注意されるはやて。
ふと未来は思った。
「こんなんでよく部隊長出来てるな。」
未来は心で思っただけのつもりだったが、
「 声にだとる。あのな未来君、いっていいことと悪いことがあるで。」
「と言うことは自分でもそう思っているんだ。」
「だから言っていいことと悪いことがあるって何度もいってるやん。」
「はやてちゃん、墓穴をほっていますよ。」
そしてシャマルに言われてようやく気づいたはやては咳払いをして、
「ところでゼストさんは今何処にいるんですか?」
一気に話題を変えてきたはやて。
「今は多分中央星にある時間管理局別名、中央管理局のSSS(特別空間警備軍)の指揮官だったはずだよ。階級は確か海将補です。」
「そんなに偉い人なんか。ビックリしてもうた。」
「ゼストさんより僕の方が階級が高いんですけど。」
「未来君はいいやろ友達何やから。」
「でも階級は大事だと思うんですけれど。」
「いいやないかそんなこと。それよりもまだ着かんの?結構長いんやな。」
そこに放送で
「未来中将、急いで機関車両にお越しください。」
「ゴメン、ちょっと行ってくるから。」
未来は走って機関車両に向かった。
「どうしたんやろ?」
「いいから侵入許可を下さい。」
モニターにはミッドチルダ駅員が写っていた。
「無理です。本部長の許可がないと。」
「そうか。なら僕が許可するからなかに入れてくれ。」
駅員は未来が来たことを驚き、
「了解しました。どうぞお越しください。ホームは一番線にどうぞ。」
「ありがとう。」
通信が切れるとそこにいた加奈が、
「未来中将、本当にミッドチルダに降りていいんですか?どうなるかわからないんですよ。」
「だからこそ行くんじゃないか。確かに危険だけど行かないことには話はできないし、話し合えば伝わるはずだと思っているから。それにもしものために君たちをつれてきたのだか大丈夫だよ。」
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