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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
団結!!
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みると、そこには屋台で売っていた焼きそばやらフランクフルトやらの食べ物が俺やウェンディの食事量の何倍もの量が置かれている。たまにお菓子が入っているのは何なんだ?

「あいつ・・・マジで化け物だよね?」
「レオンは食べるの好きだからね。ソフィアも初めてあれ見た時ギョッとしてたし」

だろうな。しかもいつ崩れてもおかしくないくらい積んであった食べ物たちが、まるで吸い込まれるようにレオンの口の中に消えていき、あっという間に半分以下の量へとなっていた。

ひひふもはへふ(シリルも食べる)?」
「いや・・・見ただけでお腹いっぱい・・・」

俺の視線に気付いたレオンがホットドックを片手にそう言うが、俺は首を振っていらないことを伝える。俺もそこそこ食うはずなのに、レオンのあれは異常だ。ナツさんの食事も結構すごいと思ったのに、あれが子供のように感じてしまう。

「よし!!シリル、動かせる?」

そんなことをしている間にシェリアが俺の治療を終えたらしい。試しに左手を動かしてみるが、動く動く。多少痛みを感じはするが、気にするほどでもないし、たぶん明日以降にはほぼ完治しているだろうな。

「ありがとうシェリア!!」
「どういたしまして。じゃ、シリルも手伝って」
「うん!!」

今はウェンディがいないから、治癒の魔法を使えるのは俺とシェリアのみ。だから最初に2人の治療を終わらせ、他の人たちの治療にかかろうという考えらしい。そして俺とシェリアが治療をしていると、廊下からドタドタと誰かが走ってくる音が聞こえる。

ガチャッ

勢いよく扉が開かれると、そこには剣咬の虎(セイバートゥース)のスティングさんがいた。

「どうした?スティング」
「何かあったの?」

彼と同じ三大竜のローグさんとグラシアンさんが問いかける。スティングさんは走ってきたことで乱れた呼吸を整えてから口を開く。

「みんな聞いてくれ。さっき連絡が入ったんだが・・・なんでも国王から話があるらしくて、治療が終わり次第クロッカスの中央広場に集まってくれってことだった」

国王から?それを聞いた魔導士たちはざわつき始める。王国主催の大会だから、何かお話でもあるのだろうか?
一体何の話なのかいまいちピンと来なかったが、王様の言葉に背くわけにはいかないので、俺はシェリアと共に全員の治療を終えた後、クロッカスの中央広場『リ・イン・クリスタル』へと向かった。




















第三者side

シリルたちが中央広場に集まっていた頃、ルーシィ救出に向かったウェンディたちは、地上へと設置されたエクリプスの前に来ていた。

ヒョコッ

草むらの中から顔を出したのは、ウェンディ、シャルル、リリー
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