暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?-B銃士と挑戦者〜Shooting down〜
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使いさんが持つ剣は大剣へと変わっていた。そして剣身から噴き上がってる炎はさっきまでとは比べ物にならないくらいの神秘を宿してるのが理解できた。

「は、はは、ははははは!すごい、すご過ぎるだろコレ! 今ならどんな魔導師・騎士が来ても勝てるだろ、おい!」

――パウォルス・オンスロート――

大きく振るわれる大剣。そして放たれるのは直径3mくらいある炎の塊。その数・・・40弱。その範囲は広大で、一体どれだけの被害が齎されるのか判ったものじゃない。炎塊は一度空に上がって、弧を描くように落下する軌道だ。上昇から落下までの短い間になんとかして迎撃しないと。

「レイジングハート!」

≪Load cartridge. Divine Buster Extension !≫

「アイゼン!」

≪Schwalbe fliegen !≫

「レヴァンティン!」

≪Schwert form. Schlangebei?en angriff !≫

出来るだけ、ううん、全部の炎塊を破壊するために私たちは全力の迎撃に入る。私はディバインバスターを撃って、「放射持続!」“レイジングハート”に指示を出す。そして「いっっぇぇぇーーーッ!」砲撃を放ち続ける中で“レイジングハート”を振るう。すると砲撃はしなって、まるで鞭のようになって炎塊を破壊し続けてく。

「無茶をしやがんな、相変わらず!」

ヴィータちゃんは魔力を付加した物質弾を12発を連続発射。シグナムさんは連結刃形態になった“レヴァンティン”を振るって、ヴィータちゃんの魔法で勢いが弱まった炎塊を斬り裂いてく。だけど・・・

「ダメ、カバー出来ない!」

数が多すぎて全ての炎塊を破壊できない。このままじゃ、この街が炎に包まれちゃう。さらに神秘カートリッジをロードしながら砲撃を撃ち続けてる。だけどやっぱり「間に合わない・・・!」20近い炎塊が迎撃できずに地上に落ちる。その光景を見送ることしか出来ない私の無力さに、視界が涙で滲んだ。

『諦めちゃダメ!』

――氷星の大賛歌(カンシオン・デ・コンヘラシオン)大合唱(コーロ)――

そんな時、セレスちゃんからの念話と、吹雪の砲撃が15発が飛来してきた。砲撃は15個の炎塊に着弾、一気に凍結、そして粉砕した。だけど残り5個の炎塊は無事。迎撃も間に合わない。今度こそダメだって思ったけど・・・

「ひゃっほ〜い!」

また別のところから砲撃が5連射されて来て、その残りの炎塊を撃ち抜いて消し飛ばした。砲撃の出所へ目を向ければ「アイリ・・・!」が居て、その手にはもう1つの神器だった銃が握られてた。

「助かったぜ、アイリ、セレス」

「どういたしまして!」

「今、アリサとすずか、フェイトやシャル達もこっちに
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