暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?-B銃士と挑戦者〜Shooting down〜
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フリーレンシュラーク!!』」
“アイゼン”の通常形態ハンマーフォルム時での打撃魔法は基本的にテートリヒ・シュラークになる。そこに氷結効果を付加したのがフリーレンシュラーク。当然、直撃時に氷結効果のある冷気を放出するから、防御魔法もデバイスも、もちろん人も凍るわけね。
「思い出した! マジかよ、聞いてねぇよ! チーム・ウミナリの騎士じゃねぇかよ!」
目を大きく見開いて驚いてる銃使いは歯噛みして、慌てて銃身上部にある装填と排夾をする穴にカートリッジを込めるんだけど、焦りからかいくつかポロポロ落としちゃってる。とにかく初見の行動だね。警戒するように言おうにもすでにヴィータは攻撃体勢に入った直後だし、もう手遅れ気味。
「しもやけくらいは覚悟しろよ!」
銃使いが銃のボルトハンドルを引くと、銃口から光が漏れ出した。そんな銃へ向かって振り払われる、冷気の尾を引く“アイゼン”。撃たれるのが先か、弾き飛ばすのが先か・・・
「おらぁぁぁぁぁぁぁッ!」
“アイゼン”に打たれたことで銃口がヴィータから外れた。その瞬間に、『あぶな・・・!』砲撃が発射された。至近距離を通り過ぎてく砲撃が発する衝撃波がすごいけど、「だから遅ぇってんだよ!」振り払われた“アイゼン”が砲撃を放出中の銃を弾き飛ばした。
「んな・・・!?」
「アイリ!」
『アイス・ランツェ!』
神秘付加されてないアイリの魔法なら直撃でも死ぬことはないからね。ヴィータの周囲に氷の礫を15基と展開、そして『
発射
(
ファイエル
)
!』銃使いに向けて一斉発射。銃使いは「うごぉ!?」なんて言って吹っ飛んだ。
『ついでにダルマにしてあげるね♪』
――アイスマン――
銃使いの周辺の水分を急速冷凍させて、雪だるま型の氷の中に閉じ込める。閉じ込められてもすぐに凍死とか窒息死しないようにしてあるから、しばらく放置でも問題ないね。“アイゼン”を肩に担いだヴィータの視線が銃使いから地面に転がってる銃に向けられて、その場まで歩いて「回収っと」拾い上げた。
(銃型神器。そのほとんどがマイスターが人間だった頃に作った物だ。ひょっとしてコレもマイスターが作ったのかな・・・?)
マイスターの真実を知って、アイリは寝物語としてマイスターからその当時の事を教えてもらってる。これまでに聴いてきた思い出話の内の1つに、銃型神器の大半はマイスターが作って、率いる部隊の魔術師や、アールヴヘイムの魔術師に授けたって話をしてもらったことがある。
「ルシルにどんな神器か聞きてぇけど、アイツって今は監察・監査課のダブル研修だから通信には出られねぇよな・・・。こういう時はアイツの知識が必要だってぇのにさ。とにかくこんな長ぇもんを戦闘中には持てねぇし・・・。アイリ、あたしの魔力でバイン
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