第19話
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ャラ達に別れを告げると、星の道経由で二階堂先生の所に向かった。
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結木さんと真城さんを家に送った後、僕は妻のゆかりに呼ばれて彼女の事務所まで向かった。
「ゆかり、来たよ。」
僕は笑顔で事務所に入る。でも、そこでは何故かゆかりと歌唄ちゃんが難しい顔をしていた。
「どうしたの、2人とも?」
「実はね、歌唄がファンの子からサインを頼まれた時、色紙と一緒にこのメモを渡されたの。」
僕はゆかりが広げたメモを見た。そして、その内容を見て驚愕する。
「『エンブリオの事が聞きたい』ね・・・2人とも、どうする積もりだい?」
「正体を確かめるために会いに行く事にしたわ。ボディーガード付きで。」
「海里君と相馬君だね。それで、僕はどうすればいい?」
「何もしなくていいわ。ただ、あなたも無関係じゃないから伝えただけよ。」
「それなら電話で済むと思うんだけど・・・」
そう僕が言った時だった。僕らの頭上の空間が歪んだとしか表現出来ない現象が起きたのは。そして、僕らはそれに見覚えがあった。
「キャア!?」
そして、そこから1人の女の子が落ちてくる。それを見て、僕らはやっぱりと言った感じの気持ちになった。
「ヒマ森さん。こんな所で何をしているの?」
歪みから出てきたのは僕の元生徒のヒマ森さんこと日奈森あむさんだった。
「二階堂先生!よかった、ちゃんと会えた。」
「え?ちょっと待って。その口ぶりからして僕に会いに来たみたいだけど、どうして?」
「実は・・・」
ヒマ森さんは見滝原で出会った魔法少女と、その真実について話してくれた。
「それで、スゥが先生なら何とか出来るんじゃないかって。」
「成る程ね。しかし、体内のこころのたまごを加工するなんて、どんな方法を使っているんだ?」
僕達イースターの技術者が手を加えられたのは、しゅごたまや??たまといった人間の体外に出たものばかりだ。しかも、特別な機器を使った上で。
「ヒマ森さん。そのキュウべえって言うのは契約するのに何か特別な装置を使うのかい?」
「え?どうだろ?契約した所を見た事は無いけど、それっぽいのを持ち歩いているのは見た事ないかな?」
「成る程。でも、あとで魔法少女にその事を聞いて連絡して。」
「分かった。あれ?って事は・・・」
「うん、引き受けるよ。」
「先生!ありがとうなのですぅ!!」
ヒマ森さんより先にスゥがお礼を言ってくれた。
「それじゃあ、先生。お願いします。」
そう言ってヒマ森さんはそのソウルジェムと言う物が入ったケースを僕に渡した。やれやれ
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