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第2部『計画打倒編』
第17話『紅林姉弟の一日』
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ンとほうれん草のピザがお一つ、ドリンクバーがお二つ。以上でよろしいでしょうか?」
「はい、大丈夫です。」
「かしこまりました。ドリンクバーはあちらの方に御座います。御自由にお持ち下さい。」
「はい、解りました。僕が取って来るよ。遊月は何がいい?」
「じゃあメロンソーダで。」
「オッケー。」
香月はメロンソーダを二つ持って席に戻る。
「はい遊月。」
「ありがとう。」
遊月は涙ぐみながら言った。
「どうしたの遊月?具合でも悪い?」
「そうじゃ無いの。香月と、こうやってデート出来るのが嬉しくて。」
遊月は心の中で抑えていた感情を吐き出す。
「遊月だけじゃ無い。僕もそうだよ。」
遊月の言葉で、香月も本音を話す。すると、
「あら?誰かと思ったら紅林さんの双子の変態姉弟だったのね。」
香月のクラスメートが現れる。
「また君達か。いい加減しつこいんだけど。僕が断ったのがそんなに気に喰わなかったの?」
「私は香月君の為に言ったのに、遊月さんの方を選んだのが気に入らなかったの。よりによって自分のお姉さんを選ぶなんて正気の沙汰じゃ無いわ!」
「そういう考えが、そもそも僕には理解出来ない。」
「何言っているの?遊月さんといい香月君といい頭可笑しいんじゃ無いの?」
香月のクラスメートがそう言うと辺りはざわつく。
「いい加減にしてくれ!前にも言ったと思うけど、僕はどう罵られても構わない。でも!今度遊月に言ってみろ!僕はもう君達を絶対に許さない!」
香月の言葉を聞き辺りのざわつきが治まる。
「信じられない!もう行こう!こんな変態に構っている暇なんて無いわ。」
「ならこっちに話しかけなければいいだけだろ。」
「言われなくてもそうするわ!」
香月のクラスメート達は会計を済ませて立ち去った。
「ゴメンね遊月、気分を悪くさせちゃって。」
「ううん、いいよ香月。でも、今の香月スッゴく格好良かった。ありがとう!」
「大丈夫だよ。」
二人が会話していると注文した品が来る。
「お待たせしました。カルボナーラをご注文のお客様。」
「はい。」
遊月は受け取る。
「ベーコンとほうれん草のピザをご注文のお客様。」
「はい。」
「以上でご注文の品はお揃いでしょうか。」
「大丈夫です。」
「それでは、ごゆっくりどうぞ。」
ウェイトレスは下がる。
「遊月、早く食べて早く動くか。」
「そうだね香月。あっ!香月。」
「ん、どうしたの遊月?」
香月が尋ねると遊月は自分のパスタを一口取り、
「はい、香月。あーん。」
「あっ!ありがとう、遊月!」
香月に食べさせた。
「やっぱり、こうやっているとホントに幸せだな。」
「そうだね遊月。」
そのまま二人は最近のライダー同士の戦いについて話していた。
「さて、食べ終わったことだし、
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