精霊使いと半妖と存在意義とブレイドダンス
始まりの世界
それはきっと人それぞれのものだから
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アレイシア精霊学院に入学してから1ヶ月が過ぎた。未だに自分の存在意義は解らない
この1ヶ月はずっと白に任せきりだったので久しぶりに外に出ようと思った。最近習得したガントレットディケイダーの使い方も試したかったしちょうどいい機会だと思ってたんだけどなー
モブA「待てこら!!」
モブB「逃げるな!!」
モブC「これ以上!!」
モブD「逃げるなら!!」
モブE「容赦は!!」
モブF「しない!!」
なんで俺追われてるんだよ。てか何でそんなに息ぴったりなんだよ!
俺は走りながら必死に口を開く。ああ酸素がぁ
黒「一応聞きますけどこのままおとなしく捕まった場合は?」ハァハァ酸素がァ
モブG「さっきまで!!」
モブH「逃げていたから!!」
モブE「容赦は!!」
モブF「しない!!」
よくわかった。セリフ分けされてるんだな。多分。
とりあえずどっちにしろ捕まったらやられる(何がとは言わないぞ)みたいだし逃げよう
黒「なんで僕を狙うんですか!?」
モブA「あんたが!!」
モブB「逃げるから!!」
モブC「追ってるんだよ!!」
白「思い出した!」
黒「頭の中で叫ぶなうるさいな!!」
白「あの人たち僕が暇つぶしと冷やかしを心に抱いて乱入した強い精霊を巡ったバトルロイヤルで選手として出場してた人だよ!」
黒「お前俺の体で何してくれてんだ!?」
やばい。叫びすぎて酸素がァ
モブI「もう逃げられないぞ黒銀ェ」
モブJ「この包囲網から逃げれる物なら」
モブ×26「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「逃げ切ってみろ!!」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
黒「そんな人数で一斉に叫ぶな!!うるさいんだよ!!」
白「速めに終わらせるべきなのでは?」
黒「そうだね。早速あれを試してみよう」
早速俺はガントレットディケイダーを起動させ、カードホルダー(固有名詞は無いらしい)から妖夢のカードを取り出し、カードをスキャンする。この時ガントレットに流す妖力をいじることで妖夢を実体化させる。
モブQ「貴様どこから…!」
妖夢(以下妖)「いえ、私も急に呼び出されたのでわかりかねます」
モブQ「そうですか」
話が通じるモブがいた。とか思いながら新しく現れた二枚目の妖夢のカードをスキャンする
黒「急に呼び出しといて悪いけどちょっとくすぐったいよ」
妖「!?」
妖夢の眼が驚きのために見開かれる。モブ共の眼も驚きのために見開かれる。俺の顔はニヤニヤしてる。
(・∀・)←こんな感じ。
妖夢の身体が光に包まれる。俺の手にその光が集まってくる。その光が収まったとき俺の手には一目で名刀とわかる純白の光を携えた二振りの剣が
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