八話 分かりました 、司令官。
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。」
「爆発音で目が覚めただけだよ。」・・・・・「あっ」「 」「Извините(ごめんなさい)」
三人で平謝りした。
・・・「それで、『他の子も』とは?」
「なに、ヴォルフ曹長以外にももっと固有魔法などの訓練をしたい子がいると思ってね。
希望者だけでいいからやってくれないか?」
「……分かりました。これから毎朝うるさくなるかもしれませんが、やってみます。」
「…できるだけ静かにやってくれよ 。」
◇◇食堂にて◇◇
あの後一旦部屋に戻り、軽く用を済ませてから食堂へと向かった。
朝早いというのに食堂は結構混んでいた。皆 爆発音で目を覚ましてしまったかな?
といってもまだ満席ではない。今のうちに、掲示板に部屋で書いてきた‘お知らせの紙’を貼っておこう。
「教官さん、何をしているのですか?」小さな少女が尋ねてくる。
「ええと、ズボナレワ姉妹の 」「インナです。姉妹で紛らわしいから名前でいいのです。」
「インナ軍曹か…明日から希望者と朝練を始めることになってな。募集のポスターを貼っていたんだ。
ソレに書いてあるとおり、固有魔法の訓練なども行う予定だ。君もどうだ?」
「あっ、あの・・・少し考えさせてください。」そう言って彼女はミルクを飲む。
ごくっ ごくっ ごくっ
「ぷはぁ……」
「そういえば牛乳は品切れじゃなかった?」と,杖を片付けていたのか 遅れてきたマーリケが言う。
「脱脂粉乳なのです。」
「ああリベリオンの支援物資の。アレ不味くないの?」確かに、リベリオンからは品質の悪い余剰品も送られてきているらしいな。
「長身で素敵な女性になるために、まずくても毎朝飲むのです。」
「ふーん。ま、頑張りなさい。」
…おっとこうしちゃいられない。早く食べて訓練の準備をしないと。
◇◇◇昼間訓練の様子◇◇◇
朝食後、私たちは浜辺にきていた。
「今日は皆さんにちょっと、魔法の練習をして貰おう。」
「何の魔法ですか?」とシュルツ軍曹が聞く。
「水面歩行だ。
こんなふうに、ユニットは履かずにな。 」
「あの…その訓練に何の意味が?」
「任務中ユニットが故障したときも、これが使いこなせるなら 泳ぐよりは安全に退避できる。
それに君たちは魔法力のコントロールが甘い。この訓練をクリアできないようでは、ネウロイにやられてしまう。
…といっても、いきなり立つのは難しい。そこでだ、補助具を用意して貰ったぞ。」
「…それは,スキー板ですか?」
「そうだ。だが接水面が大きくなる分、立つのが楽になるんだ。
さぁ、早速始めてみよう。」 『くんれんかいしー』
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海戦用ユ
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