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大統領の日常
本編
第四十五話 復活
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特に痛みとかはないな。」
「そうですか・・・、よかった。」
おれの言葉に安処したのか医師たちはその場にへたり込んでしまった。
プリンツの方に乗っている妖精さんが近づいてきた。
「提督、ご無事で何よりです。」
「いや、君たちの治療のおかげだよ。」
「・・・あの、提督。落ち着いて聞いていただきたいのですが・・・。」
ん?何そのやばそうな言い方。なんか問題でもあったか?



「提督を艦娘化しました。」



・・・・はい?

「それは一体どういうことかな?」

「詳しく説明しますと提督の愛銃であるデザートイーグルを艦娘でいう艤装に見立てて艦娘化処理の行いました。艦娘は修復罪で元通りになりますので、それを応用して傷を跡形もなく元通りにしました。」

「・・・つまり今の俺は艦娘と同じ体だと?」
「そういうことです。提督の艤装はデザートイーグルなので、これを所持している時は艦娘と同じぐらい身体能力が上がります。ダメージを受けても入渠すればどんな傷も治りますし、高速修復材も使えます。しかし、補給する物資は今まで通り普通の食事で問題ありません。」
「あーつまり、腕が吹き飛んでも・・・。」
「入渠すれば元通りになります。」
「体に風穴空いても?」
「元通りです。」
「頭が吹き飛んだら?」
「ヘッドショットです。死にます。」
「アッハイ」
何だろう。ビスマルクに撃ってもらってよかったかもしれない。不死身の大統領と化したってことだよな。
「大体把握した。ここってまだシヴァの艦内だよな?」
「俺が聞くと医師の一人が答えた。
「はい、シヴァの医療区画です。」
「では、とりあえず詳しい状況を確認したいから艦橋に向かおう。」
「問題ありません。どうぞ、こちらです。」

俺はベッドから出て、プリンツとビスマルクを連れて艦橋に向かった。


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