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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter38
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避けられる。

「おいおい、俺はお前を助けてやったんだぞ」

「逃げる奴を殺すことなんてなかったはずだ!」

「甘いな〜聖騎士ちゃんは戦場じゃあそれはアホがやることさ」

男性は見下す印象で俺に話しかけてくる、こいつは許せることはない。

「それよりさ、早くお仲間のところに帰ったらどうだ?」

「どういうことだ!?」

[マスター!!祠堂家に設置したサーチャーが反応!無数の奴等が押し寄せてきてます!!既に門が破壊されています!]

「っ!?お前!何をした!?」

「おいおい、それは俺じゃねえぜ、多分さっきの奴等じゃねえか?まあ、俺が殺したから真実は闇のなかだけどな」

どうする…早く戻らないといけないけど…こいつを野放しには…

「早くいかないとどんどんと死んじゃうぞ〜」

「っ!くそ!!」

俺は悔やむ気持ちを抱えながら助ける方を第一にあいつに背中を見せて祠堂家へと走り出した。

Sideさくら

「人民を助けに言ったんだ…雄也くんらしいね」

先程の光景を僕は端から眺めており雄也くんが去っていくのを見て彼…ベクターの元に近づく。

「忙しいことでね〜」

ベクターは軽い口調でそういう。

「あれでも『四剣』の担い手の一人だろ?」

「剣自体、本来の力を失っているから担い手と決めつけるのは駄目だよ」

「聖剣ルミナスアークは所持者がいるが力を失ってる、神剣ティネスティアも所持者が封印している、魔剣ネージュベルデはこっちにあるし、封剣ファフネルは行方がわからねえ…」

「四剣は揃わないそう言いたいのかな?」

まあ僕もそうは思うけどもし四剣が揃ったら僕らの計画の最大の壁になるのは間違いない。

「まあ、揃う前に終わらせればこっちの勝ちだ、それじゃあ、俺はドクターの引き抜きでもいくとするかな」

そういってベクターは何処かへ消えていった。

「…雄也くん…」

僕は助けを求めている人達の元へと急行していく雄也くんが走っていった方向を見続けた。


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