精霊使いと半妖と存在意義とブレイドダンス
始まりの世界
世界の判断と旅の始まり
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白銀と生活するようになってもう半年近くたったある時急に胡散臭いスキマBB・・・華麗なスキマのお姉さんこと八雲紫に呼び出されたので彼女と合うためにマヨヒガに来ている
紫が真剣な顔をしているのでなんかもう嫌な予感しかしない
黒「俺に用事ってなんだよ」
長い沈黙に耐えきれなくなって俺から先に口を開いた
紫「あなたは、いえあなた達は自分の存在意義はなんだと思いますか?」
急な質問に俺は戸惑う
黒「どうしたんだよ急に・・・」
紫「いいから答えなさい」
有無をいわせない気迫に少し、いやだいぶ引きながら俺は自分の存在意義について考える
黒「わからない。きっと俺も白も存在意義を持っていないんだ。それをここで見つけたいと思っている」
幻想郷の人達とは仲良くやっている。
幻想郷の住民ではない人(人かどうか怪しい存在もいるが)とも仲良くやっている。
妖怪とだってそうだ。だがそれが存在意義を指し示してくれるわけではない。だからこそこの幻想郷で自分の存在意義を見つけたいと思っている。
だが紫が放った言葉はあまりにも残酷だった
紫「あなたの力は目的もなく只あるだけにしては大き過ぎる。これからあなたを外の世界に放り出します。どこの世界に行くかは知りません。そしてあなたにはノルマをこなしながら7つの世界を回っていただきます。そこで自分の存在意義を見つけなさい」
黒「は?」
その言葉はあまりにも唐突過ぎて理解が追いつく前に俺はスキマの中に吸い込まれていた
紫「私はあなたにこの世界にいて欲しい。だからこそ見つけてきなさい」
スキマに吸い込まれる直前に俺の耳に届いたのは紫の切ない声だった
一人の男が・・・女?が消えたあと一人の少女がやってきた。八雲紫の式である八雲藍である
藍「紫様今日はもうお休みください」
紫「あら私の式の癖に私に指図するの?」
そうゆう紫の声は今にも崩れてしまいそうな程に弱々しかった
藍「紫様が一番辛いのはわかっています。だからもう今日はお休みください」
紫「・・・そうさせてもらうわ」
そんな藍の言葉に甘え、紫は床についた。その夜、紫の寝床からは細く、弱い泣き声が響いていた
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