七話 これより部隊の訓練に入ります
[3/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
側に居たマックスへと攻撃を仕掛けてくる。
僕は支援射撃を試みる…
…しまった!そういうことか。
「マース軍曹、なぜ撃たない!?」
「無理なんです!撃てばマックスに当たります!彼女は僕の位置からだと撃てないように動いているんです。」
「チッ…シャルンホルストは下がれ、私たちは単横陣に変化する!」
「敵の前で陣形を変えるなんて悠長だなぁ!」 教官がシールドをぶつけたせいで,マックスのシールドは破られ、ペイント弾がユニットに命中した。
「マックス!」 「うっ!…やられた。」
「これで二人目だ、」
さらに、視力の回復していないシャルンホルスト少尉もペイント弾をくらってしまう。
「三人目…続けていくぞ!」
友人がやられて動揺するビスマルク少尉のシールドを破られた。
仕方がないか,引き鉄が引かれる前に!
「何!?」
ペイント弾は少尉がいたはずの空間を通り過ぎた。
「え? え!?」少尉はというと僕の目の前だ。
僕の固有魔法は『召喚』
近くの物体や人物を、自分の目の前に転移することができちゃうんだ。
「驚いたぞ、固有魔法か!」
───ズキッ────
「うあっ…」
この魔法の欠点は二つ、使えば頭痛がすることと,一度使用すると三分間は使えないことだ。
「だ、大丈夫?」
「うん・・・隊長、ビスマルク少尉、お願いがあります。
僕を三分間守ってください。三分間経ったら『召喚』で隙を作ります。」
普通に撃ってもシールドに防がれちゃう。固有魔法でどうにかするしかないんだ。
・・・再使用可能になるまで、あと三分・・・
「私も切り札を切る!だからビスマルク、貴女はレーベの護衛をしてくれ!」「わかったわ!」
隊長は教官へと突撃する。そして
教官の銃撃を‘‘上”へ躱した。
そうか!見慣れない機体を履いているな、と思っていたけど水空両用ユニットだったのか。
「喰らえ!」
「分かっていたよ、君が装着していたのが‘‘両用航行脚”だというのは。」空中からの掃射が防がれる。
「半ば、そうだと思っていた。技術者…それもユニットの開発者なら、どんな機体かは見抜けるだろうと。」
「なら何をする気だ?」
「こうするためだっ!」 バサッ! と隊長が異空間倉庫から取り出して落としたのは、巨大な網!…なんでそんなものを。
「躱してしまえばどうということはない!」回避される。
「ふっ、やるな!でもあと九枚あるんだが、全部躱せるか?」そういうと、網を次々と投げていき、ついにその中の一枚が教官をとらえた。
「ビスマルク、やるぞ!」
───── ザンッ ─────
「ア
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ