七話 これより部隊の訓練に入ります
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・フォン・ビスマルク少尉
ゲルヒルデ・シャルンホルスト少尉
ユーリエ・ローゼンブルグ曹長
レベッカ・マース軍曹
マクシミリアーネ・シュルツ軍曹(以上6人)
・ペイント弾が当たった人物は戦闘不能
・シールドや固有魔法の使用もアリ
・他人に怪我をさせない
「あの…本当に大丈夫なんですか?」教官に尋ねたのは ユーリエ・ローゼンブルグ曹長だ。彼女は司令官の娘さんで、みんなからは『ユーちゃん』と呼ばれているんだ。
「大丈夫だ、問題ない。」
「何よ、甘く見ないで!」 確かにビスマルク少尉みたいに 1対6なんて舐められている と感じてもおかしくないよ、うん。
・・・ピーーーー
訓練開始の笛が鳴った瞬間、教官は何かを水面に叩き込み
ドドドババザァァーーーーッ
轟音と共に、巨大な水しぶきが上がった。
「‘‘爆雷”!?自分の姿を隠すつもりか!」 「無茶苦茶ねっ!」「彼女はどこに!?」
左か、右か、それとも距離をとったのかな…って
水しぶきの壁がこちらへ迫り来る。そうか巨大なシールドを張って突っ込んできたのか!
「なめないで!」ビスマルク少尉も巨大なシールドを張る。それは水しぶきを防ぎ そして
「シールド魔法の練度が足りないな。君は魔力は大きいが、使いこなせていないぞ。」 教官にあっさり破られてしまった。
呆然とする少尉に、教官はブレン軽機関銃を向け、
「はぁああん!?」 そのまま射線をズラして、僕と同時に援護しようとしていたユーちゃんを撃ったんだ。
「仲間を助けようとするのはいいが、隙は見せるな。」そういって彼女はUターンしていったけど・・・
「待て!」「 シャルンホルスト少尉!?勝手な行動は許さんぞ!」
制止を無視したシャルンホルスト少尉は、教官を追いながら激しい撃ち合いを繰り広げる。
「腕は悪くないようだな。だが、猪突猛進では実戦でやっていけないぞ。」
「五月蝿(うるさ)いです!」
「なんで私を目の敵にするんだ?」
「そんなのどうでもいいでしょう!」
「 Cool にならないと罠に嵌まるぞ。」
────その瞬間、強い閃光が彼女の目を潰す。
「うぁあぁ!!?」
「今のは訓練用に作った時限式閃光機雷。ついさっき仕掛けたのだが、小さいから気付かれにくいんだ。」
止めを刺そうとする教官に パンツァービュクセを撃って牽制し、四人で少尉の前に立つ。
「シャルンホルストを中心に輪形陣をとるぞっ。」
少尉が回復するまで持ちこたえないと。
「その陣を使うのか。 悪くはない、
私が相手でなければな。」 ───そう言うと、陣の反対
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