暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜狩人と黒の剣士〜
クロスバトル〜相対する二つの黒〜
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ぁ、何だ。無駄に硬いだけって事だ」
「それで納得するとでも?」
彼女の武器?ラスターオンブラ?は神格震動波を持つ武器。何物も傷つけられるその武器の前では、如何なる物でも破壊される。しかし、それは相手がその能力を防げる手段があれば話は別になるが。
「……その太刀」
黒那はオルタの近くに刺さっているファントムホープを睨み付ける。
ファントムホープの能力は、『触れた時のみ、その攻撃またはその能力を止める』能力を持つ。触れてさえいれば、一時的とは言え神格震動波を止める事が可能。何より、闇の神の持っていた漆黒の片刃剣と同様、如何なる手段を用いてもその能力は防げない。
「あの時、その太刀で防いだのですか」
「まぁ、な……」
そういうオルタは、太刀に見向きもせず、腰のホルスターから?ライドブッカー?を取り出す。
「……まぁ、まずこの三枚で行くか」
カードを三枚取り出すと、そのカードを自身の体に押し付ける。
「何を……!」
ラスターオンブラを構え直す黒那。そして、カードを吸収したオルタの手に、?エクスラッガー?と?サングラスラッシャー?が現れ、更には全身が赤い竜の鱗に覆われる。
「……これはまた、面白いですねぇ♪」
黒那は微笑むと、カードを一枚取り出す。ブレイドのラウズカードだが、何も書かれていないプランクカードである。
「?トリック・アンド・トリート?」
途端、オルタの姿がカードに書かれる。それを、他のカードと共に、投げ捨てる。
「?リモートテイピア・レプリカ?」
再び言うと、それは実体化し、オルタ、キメラ、ワイバーンエビルがその姿を現した。
『ほう、俺の目の前でレンゲルのリモートテイピアを使うか?ならば此方も……少々本気で行こうか」
更にライドブッカーからカードを出すと、胸から青いコアが現れる、それと同時に赤いコアも。
「龍皇ジークフリード、戦国龍ソウルドラゴン、サムライドラゴン・(アマツ)を同時召喚!!」
リモートテイピアではなく、新の召喚。彼の右腕の義手?黒の魔導書?による召喚だ。
「更に?疑似星霊(ホーリーグライア)聖杯(レプリカ)?起動、抑止の輪よ、七天纏いて廻れーーーーー!」
オルタは更に?黒の魔導書?を連続使用し、?疑似星霊・聖杯?を起動させる。これにより、黒那と同じ事が出来るようになる。
「……聖杯のレプリカですかー。それ、辛くないです?」
「……くはっ。面白いことを言うな露出超過少女。人生辛いことばっかだろうよ。俺はそれを、人より多く起きすぎてな。もう何れが辛いのか、幸せなのか分からん!」
堂々と言ってのけるオルタに、黒那は呆れる。
「……はぁ。まぁ、良いけど、好きに殺らせて貰う」
「それは此方もだ」
すると、両者共に構え、言う。

「まぁ、貴様を殺しても構わんのだろう?」

「やれ
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