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ウイングマン バルーンプラス編
6 ガ―ディングポイントを描く
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文字を書き込んだことはあるんだけど、自分の願望を書き込んで実現させた経験はないのよ」

アオイにそう言われて初めて気づいた。
確かにドリムノートは書いたことが実現する。
それはウイングマンや自分たちのコスチュームで実証済みだ。
しかし、それは健太だからなのかもしれないのだ。
あのとてつもない想像力の塊の健太だからこそ、できただけだとしたら、それは大変なことになるのだ。
テストもしないでいきなり実践でガ―ディングポイントをやってみて、発動しなかったら、また昨日の二の舞だ。
「幸い、ここには私たち3人しかいないわけだし、別に恥ずかしがることもないでしょ?」
桃子もテストには前向きだった。
美紅も納得した。
この3人なら女の子同士だし、昨日を含め、今まで何度も裸を見たことも見られたこともある。今更恥ずかしがる必要は確かになかった。
「う、うん……」
美紅も深くうなづいた。
別に率先してというわけではなかったが、やはりテストをしないことの方が危険だと考えた。



桃子がまず、ドリムノートを開いた。
そして、描けそうな場所を見つけてから、ドリムペンを手にした。
描く場所に決めたのは、自分のコスチュームが描かれているページだった。
美紅のページでもよかったのだが美紅の方がウイングガールズとしての初期設定ということなのだろうかいろいろと書き込みも多かったので、書き込めるスペースも限られていた。
すでに書かれてある自分のページの下に、小さく下だけ描きこまれた女の子の絵を描いた。
そして、その隣に、今度は美紅がアオイに言われた通りに書き込んだ。
「ガ―ディングポイントと予め叫んでおけば、裸になったとき、ガ―ディングポイントが発動し、大事なところを隠してくれる」

アオイは美紅から受け取ると、ページをパラパラとめくってみた。
健太がもともと書き込んでいる量が多かったせいか、書き込み自体はほとんど目立たなかった。
「これなら健坊にはバレないね」
そう言ってパタンとドリムノートを閉じた。
「じゃあ、試してみようか」
アオイは立ち上がると美紅と桃子に言った。
「2人とも変身して」
美紅と桃子はバッジを取り出すと胸に付けた。
すると光を放ち、2人はウイングガールズのコスチュームに変身した。
「アオイさんは?」
アオイが変身しなかったのは2人のコスチュームを消す役目をするのが自分だからだ。
「私がディメンションパワーで2人の服を異次元に移動させるのよ。そすれば、2人は裸になるでしょ。その時にガ―ディングポイントが発動すれば成功ってことよ」
そう言ってアオイはにこっと笑った。
この方法はかつてザシーバにされたのと同じ方法だ。

しかし、桃子はそれを許さなかった。
「アオイさん、ずるいですよ〜」
桃子はニ
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