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テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 【灰村 諸葉が進む道】
転生
SCENE2
第8話
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るべく、ミントさんの静止を差し置いて騎士に接近する。 ̄

ヴェイグ「サレ!」
「やあヴェイグ、久しぶりだね。」
モロハ「!」
-こいつがサレ?確かにやな奴だな。-
 ̄ヴェイグが騎士のことをサレと呼んでこいつがと俺は思った。確かに騎士にしては悪そうな言い方に目つきをしていて、いかにも悪者って感じがする。 ̄
サレ「君のことは忘れもしないよ。僕に刃向かって傷を負わせておきながら、妹と共に村を捨てた“ドブネズミ”君。」
ヴェイグ「くっ!」
モロハ「!」
-村を…捨てた??ヴェイグとクレアさんがか??なら、相当強いようだな。-
 ̄サレの話を聞いて俺は驚いた。この間の手合わせで、ヴェイグの腕はわかっている。俺でも隙をつかない限りは無理だ。だがそれにも関わらず、村を捨てることになるとはかなりの実力の持ち主だと俺には解釈出来た。 ̄

サレ「ん?君は…ああっ、思い出したよ。昨日、闘技場で挑戦者をことごとく倒した新チャンピオン、〈剣皇(けんおう)〉ことモロハ君。」
モロハ「俺を知ってるのか?ってか、〈剣皇〉?」
サレ「勿論さ。もとより、君の話は世界中に知れ渡っているんだしね。」
モロハ「そうなの?」
シング「ああっ、俺も依頼先で聞いたよ。しかも〈剣皇〉って通り名で呼ばれてるし。」
モロハ「それはそうと、〈剣皇〉って何?」
ヴェイグ「“剣の皇子(おうじ)”、それで〈剣皇〉だ。だが、一部は“剣の皇帝”と捉えてるがな。」
ミント「モロハさん、知らぬ間に有名になりましたね。」
モロハ「ええっ…そう……ですね……。」
-オイオイ、闘技場での一件ってつい昨日の話じゃないか。知れ渡るスピード早過ぎないか?-
 ̄今度は俺の方の見て、途端に“剣皇”と呼んだサレ。そのことをみんなに聞くと、昨日の事が既に知れ渡っているらしく、“剣皇”が俺の通り名になってるらしい。そのことを聞いて知れ渡るのが早過ぎないかと心の中で呟いた。 ̄

サレ「本当幸運だよ。ヴェイグと再会するだけじゃなく、〈剣皇〉とも巡り合うことなるなんてね。さぁ、ここで僕の手でズタズタになって貰おうかな?」
モロハ「フンッ、悪いが…ズタズタにされるのはお前の方だ!みんな、行くぞ??≪ギラリッ??≫」
シング「ああっ!≪ギラリッ??≫」
ヴェイグ「無論だ!≪ギラリッ??≫」
ミント「気は乗りませんが…頑張ります!」
 ̄そしてサレの狂気紛いな言い分に腹がたち、ついに剣を抜いてサレに向ける。ヴェイグ達も賛成(ミントさんは乗り気じゃないが……)し、戦闘に突入。 ̄

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