新年と新たな脅威降魔現る後編
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「久しぶりだな、帝国華撃団」
「なッお、お前は葵叉丹、生きてたのか?」
「当然だ、この俺が大神貴様如きに倒せるわけ無いだろう」
「何だと!!」
「実際上野公園で、俺にトドメを刺したのは、大神貴様では無いだろう」
「ぐっ事実だが、なんか負けた気がする」
「まあ、そんな事は、どうでもいい、今日お前たちの前に現れたのは、俺たちが帝都を破壊するという宣言をする為にな」
「何ですって!!」
大神達帝国華撃団全員が、叉丹の言葉に驚愕している所に、叉丹が語りだした。
「さあお前たちも挨拶しろ」
「「「ハッ叉丹様」」」
そしてフードを取った3人は順番に挨拶をした。
「俺の名は、猪、縁があればまたあおう」
「けっけっけ俺は鹿、宜しくな」
「ほっほ私の名は蝶よ」
3人は自己紹介を終えると、消えていた。
「さて、帝国華撃団を消すか、出でよ降魔よ」
「何あれー」
「気持ち悪い」
「不気味ですわね」
「これが直哉はんが恐れていた者の正体何やろか?」
(直哉君見えてる?)
(見えてるよさくらちゃん。翔鯨丸を発進させたからもう少し頑張って)
(うん、わかったよ)
その直後翔鯨丸が到着し、花組は急いで光武に乗り込み戦闘準備を終え、叉丹が召喚した降魔と、対峙した。
「ふ、お前たちなど、こいつらが十分に楽しませてくれるだろう。ではさらばだ、帝国華撃団」
そう言って、叉丹は消えた。
そして降魔との戦いが、始まったが、降魔にダメージが与えられず苦戦していたが、翔鯨丸の援護で、降魔にダメージが与えられるようになり、何とか撃退することが出来たが、光武の全滅は事実上の帝国華撃団敗北だった。
「光武が壊れてしまったな」
「光武は、すべてが限界やった、よく働いてくれたで」
「また戦争が始まるの?」
「だがあたいらは、負けられねえのさ、相手がどんな奴でも」
「直哉君ごめんね、これで、私は、直哉君と共に、桜武で戦う事になっちゃった」
意気消沈の花組だったが翔鯨丸で帝劇に戻った。
翌日
支配人室・・・
「すまない直哉、光武が全滅してしまった」
「これはまずい事になりましたね、このままでは帝都の経済が破綻しますね」
「直哉どういう事だ?」
「良いですか、大神さんこのまま皆が、降魔を恐れて家から出なくなったらどうなるか、考えてください」
「あ、そうか」
「それに帝国華撃団が、負けてしまったことが、皆の気力を奪ってる見たいですし」
「大神さん光武のほうは、こちらで動くので、大神さんは隊長として隊員のケアと、降魔に対する対応策を考えてください」
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