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ガンダムビルドファイターズ 〜try hope〜 外伝
リクエスト5!『体育祭』!
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ている内にゴールにたどり着き、シノを降ろす。係員の生徒に紙の内容を見せると、小さく舌打ちをされながら一位というフラッグを渡された。

「「ふぅ………………」」

二人してため息を吐き、そのままクラスの待機場所へと戻る。

「やあやあ。お疲れ様二人と…………ギャアアアっ!!! 」

トウイが何事もなかったかのように出迎えてきたが、滅茶苦茶腹が立ったので人体のツボにそれぞれ五発ぶちこんだ後、アッパーカットを決めた。うん。二度と起き上がってくんな。土に還れ。

「グフッ…………そ、それよりも、次は騎馬戦だよ…………じ、準備をして、ね……ガクッ」

あっ、逝った。

「何度で〜もよみがえ〜る♪ 」

「ラピュタか」





ーーー−−





「そういえばトウイ。結局俺は騎馬戦で狙われる理由を聞いてなかったんだが」

「あれ?教えてなかったっけ? 」

「教えられてない」

「じゃあ説明するね。理由は…………」

トウイが説明をしようとしたところで騎馬戦開始の合図のホイッスルが鳴った。そして、それは俺にとって地獄の始まりの音でもあった。

そう、何故なら他の二クラス。計十組が俺の騎馬に向かって突撃してきたのだからだ。

「逃げろ!! 」

俺達一年二組の騎馬は後退し、なんとか相手騎馬から距離をとろうとする。

「なんで俺がこんな目にあわないといけないんだよ!? 」

「じゃあ、今度こそその理由について説明するね。と言っても、単純明解。シノさんと仲が良いからだね。
それで男子生徒の嫉妬の的。実に面白いね。極みつけはさっきのお姫様抱っこ。もう僕笑いが止まらないよ。アッハッハッハッ!! 」

「笑ってる暇はないわバーロー!!じゃあ俺はこのままミンチにされろと!? 」

「いえ。そんなことは学級委員長の僕がさせません」

隣のもう一組の騎馬から声をかけられ、その方向へと振り向くと腕を組んだ知的な顔をした男が上に立っていた。

「君かMr.委員長。まさか騎馬戦に参加してるとはね」

「フフフ。ハルカゼ君。いつも世話になってるよ」

「フフフ。こちらこそ」

「フフフ」

「怪しげな会話はいいから早く打開策を出せ!! 」

「だってよMr.委員長。報酬は何がいい? 」

「いつものやつで頼むよ」

「了解。君のその知将と言われる力を存分に発揮してくれたまえ」

「任せてもらおう」

怪しげな会話は続き、もうツッコム余裕も無くなってきたので、大人しく委員長からの指示を聞く。委員長からの指示を受けた他の騎馬も、言われた通りに行動し、俺の騎馬はその場に立ち止まり計十組の騎馬を向かい打つ。

「今だ!左翼!右翼!翼を閉じろ!! 」

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