補習授業のヒーローズ
励ましの言葉を受けたグレモリー眷属
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ーラを感じるがそれについては儂も分からん。京都の一件にて、妖怪と天帝の会談を邪魔した事に関しても儂には分からんわい。儂はあくまで天帝の先兵兼自由なジジイじゃてし、坊主頭の武神が裏で企んでおっても興味はない」
「俺は正直あの野郎はムカつくが、黒鐵様が気になってんのなら俺が言ってやってもいいぜ。天帝は暴れん坊だから、高見の見物をしているが今回の一件でハーデスがやり過ぎた事にはお怒りだろうよ。あの一件以来、容姿と喋り方は変わらんけど黒鐵の名を出せば寝込むと言う噂をな」
玉龍の言う通りかもしれんけど、冥界へのお遣いと言うテロリスト駆除をするクソジジイの言葉を聞いた一真は頷いてメモをしていた。正直幽霊と化した一真だったが、天帝のバカが出てきたら冥界の危機を加速してしまう事に関しては知っている。四大魔王全員と相対してやっと互角と称される程の闘神だが、全てを創った創造神黒鐵である一真相手だと一瞬だろうと思ったぜい。
『我が聞きたい事はもう無いが、一つ聞きたい事がある。もし我がサマエルを宿してなくて、呪いを直に受けたら我は一体どうなっていたのか。呪いを受ければドラゴンが生き残る事は無いと思うし、生き残るとしたらどのような状況となっていると思うか?』
仙術と妖術を極めたと称される大妖怪であり、仏にまで神格化された斉天大聖孫悟空。実際触れていないが、サマエルの呪いに関してどう思うか聞いてみた我。
「実際受けてみた黒鐵様の方が分かっていると思うが、普通なら肉体は助からんだろうしこの呪いの濃度だから肉体が滅ぶが次に魂じゃよ。肉体と言う器を無くした魂程脆いブツだし、呪いに蝕まれて消滅しちまうだろうよ」
『なるほど・・・・まあ神だろうと悪魔だろうと普通なら消滅する事がオチとなってしまう訳か。数少ない意見を貰えて良かったが、美猴はヴァーリチームと合流を果たしてくれ。初代、もしも我を殺した悪魔がいたら復活するまで殺ってくれ』
「黒鐵様からの願い、儂が出来るだけ叶えさせるじょ。赤龍帝と白龍皇は今まで宿命のはずが共存する事となったのは、今代は面白い展開になりそうじゃ」
そう言った後、元の場所に戻った事で初代とヒト化の玉龍は、冥界に行くと言って転移した。美猴はすぐに次元の狭間本家に戻るが、アグニ達も黒鐵神殿に招待される事を知った上で急遽戻ったのだった。一方祐斗はリアスの部屋から元のフロアに戻ろうと歩いていると、背後から呼び止められた。
「祐斗さん、こちらにいましたか」
グレイフィア様の声だったので、後ろを向くといつものメイド服ではなく戦闘服を着ていた。髪を一本の三つ編みに纏め上げボディラインが浮き彫りとなる服で、その姿から察するに魔王眷属として出撃する為だろうね。
「グレイフィア様も前線
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