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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter37
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等が存在しそれを抜けていくと彼らがいう祠堂家の避難所にたどり着いたとき俺はその家を見て驚いた。

「でか!」

館と言ってもいいアリサとすずかの家とは少し規模は小さいが大きい敷地に立派な館が佇む家だ。

「…圭の家って金持ちだったんだな」

「うん…」

圭と話すけど、帰ってくる返事は反応が薄いものである

気にはなるとところだが触れない方がいいかもしれない。

そう思ってる内に門が開かれ敷地内にはいると中の敷地には簡易なテントが幾つも設置され老若男女色々な人がこの敷地で生活をしていた。

「こんなに…」

「今ここには140人ほどの人が避難しているんだ」

ここまで大勢の人達を見たのはパンデミックでははじめてだったために驚きを隠せなかった。

「それじゃあおじさん達はここで圭ちゃんは家にいくといいよ、両親に顔を見せにいくといい」

そういって彼らはテントの方に各自散っていき俺と圭は館の前にやって来る扉の前にはボディガードであろうか二人が配置されている。

「っ!圭さま!?」

「ただいま、ここを通してくれませんか?」

「わかりました」

そういって扉の前から退いて俺と圭は中に入ると広いエントランスが広がっておりそこ中にも何人か避難していた人がいるが外より何故か人数が少ない…これならこの家に全員くらい入れるかもしれないぐらいだ。

「圭!」

すると二階から女性が圭の名前を呼びながら降りてくる。

「お母さん!」

圭も嬉しそうな顔で圭のお母さん…確か名前は幸さんの名前を呼んで互いに抱き締めあった。

「よかった…よかったわ…生きていてくれて…こんなボロボロになって」

「ううん、大丈夫だよ、お母さんも生きていてくれてよかったよ」

生死がわからなかった親子の再会、これほどいいものはないだろう。俺も水を指さずに黙っていると…

「騒々しいがなんの騒ぎだ」

二階からそんな男性の声がするとその男性は下に降りてきて圭の嬉しい顔は一変した顔つきになった。

「お父さん…」

「圭か…てっきりあの場所で死んだと思ったが生きていたか」

予想外に冷たい対応で圭にいい放つ。

「部屋にもどっていろ、あとで話がある」

そういい放ちどこかへ去っていこうとするのを見逃すことはできなかった。

「ちょっと待ってください!生死不明だった、娘が帰ってきてその言い方はないはずだ!」

「…お前は…そうか…圭といた、これは家族である身内の問題だ、他所は口を慎んでくれ」

「だが!「いいです!」…圭」

「いいですから…雄也先輩私はこれでいいですから」

「それでいい、君は外のテントを使え」

そういい放って源司さんはここから去っていき、その
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