暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンゼロ〜救世主達〜
第38話 ミサイル基地
[3/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ビーエルフ…」

エックスのボディが破壊される元凶であり、アルエットのことが脳裏を過ぎったことで複雑そうな表情でベビーエルフ達を見つめるルイン。

「やっぱり来たよ!悪いレプリロイドだ!!」

「やっぱり来たね!悪いレプリロイドめ!!」

バイルに何を言われたのか分からないが、どうやらバイルからすれば自分達の侵入のことは予想していたらしい。

「オメガにーちゃんはおかーさんを助けに行くんだ!邪魔するな!あっち行けぇー!!」

「オメガにーちゃんをお前から守るんだ!邪魔するな!あっち行けぇー!!」

二匹のベビーエルフ達がゼロとルインに襲い掛かる。

「邪魔なのは…君達だよ!!」

予めZXセイバーのチャージは終えており、即座にチャージセイバーをプリエに叩き込んで吹き飛ばす。

「バーストショット!!」

ゼロはクリエに向けてバーストショットを叩き込む。

普通のサイバーエルフなら消し飛んでいる程の威力なのだが、どうやらバイルによって強化されたベビーエルフにはそんな常識が通用しないようだ。

寧ろ激怒してこちらに攻撃を仕掛けてくる。

「ゼロ、こいつら合体攻撃して来るよ!!」

「落ち着け、こいつらは感情任せに攻撃して来る。一対一に持ち込めば大した敵じゃない。そっちは任せたぞ」

ルインにクリエを任せ、ゼロはプリエを相手取る。

「壊れちゃえー!!」

「そんな単純な攻撃が当たるわけないでしょ!!」

ルインに向けて光弾を放ってくるが、彼女に直線的な攻撃など通用するはずがなく、回避と同時にチャージショットとチャージセイバーのダブルチャージを叩き込む。

「サウザンドスラッシュ!!」

一方、プリエの相手にしていたゼロは、リコイルロッドによる連続突きをプリエに炸裂させていた。

あの技はゼロが倒したデスタンツ・マンティスクのDNAデータを解析して編み出した技であり、トレーニングルームでのトレーニングではまだ未完成だったが、今ここで完成したらしい。

「やったなーっ!!」

プリエがゼロにかなりの速度で突進してくるが、逆にカウンターでバーストショットをプリエはまともに喰らう。

確かにダークエルフの子供だけあって、ベビーエルフ達の力は強大だったが、ベビーエルフ達はただ力が強いだけであり、感情のままに力を振るう者と、冷静に力を使いこなす者では戦いの結果は見えていた。

「行くぞ」

「OK」

二人はベビーエルフ達から距離を取り、同時にバスターの銃口を向けた。

ベビーエルフ達は回避しようとするが、この技を前にしてこのような狭い場所では逃げ場はない。

「「クロスチャージショット!!」」

二つの銃口から放たれ、一つとなったチャージショットがベ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ