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艦これ バッドエンド風味
鳳翔
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ませんでしたね。
 その気持ちは分かります。
 だって、私の提督はとても優秀な提督でしたから、出撃すれば必ず戦果を挙げて帰ってきました。
 そんな提督を誰が好き好んで左遷させたがるでしょう。
 だから、承諾させるのには少々骨が折れました。
 
 
 
 「また、こんな電報を送ってきて。」
 
 
 
 私の手には救援を求める電報がありました。
 普通なら提督が処理をするべきものなのでしょうが、生憎提督は村の人々と山に猟に出かけています。
 なので、この案件は全部私の手に委ねられていると言う事。
 だから、握りつぶし放題。
 折角、提督の頭から深海棲艦との戦いを追い出したのに、また追い出す作業をさせるのですか。
 思わず笑みを浮かべてしまいました。
 
 
 
 「完膚なきまでに消しますか。」
 
 
 
 救援を求めている艦隊と言うのは、丁度ここの島の付近にいると言う事でしょう。
 だったら、私が手懐けた子たちをけしかけましょうか。
 その為に深海棲艦をこの海域に集めてきたのだから。

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