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第2部『計画打倒編』
第14話『伝説の宇宙海賊』
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スに渡し、メガヘクス達が乗り込みゴーカイガレオンを追って地球に向かう。
るう子達が翌日起きると、街は大パニックに陥っていた。何故なら、ゴーカイガレオンが街のど真ん中の空中を浮いていたからだ。
「みんな、集まった?」
「当然!」
るう子達は何も知らず、仮面ライダーが片付ける案件と思いゴーカイガレオンに向かう。
「しかし、こうやって改めて見ると凄いデカいね。」
遊月が驚いていると、ゴーカイガレオンの中から宇宙海賊の六人が出てくる。
「鎧、久し振りの故郷はどうだ?」
「マーベラスさん、それより今はウリスとか言うメガヘクスを操っている黒幕を追わないと──」
シルバーに変身する地球人、碇鎧がそう言うとるう子は気づきマーベラス達に近付く。
「あの!?ウリスを追っているって本当ですか!?」
るう子が尋ねると、
「あぁん?何だそこのガキ?」
マーベラスは半ギレで聞き返す。
「私達もウリスを追っているの。貴方達海賊戦隊ゴーカイジャーのことは解っているわ。仮面ライダーでは無い貴方達が何故ウリスを追っているか、教えていただけないでしょうか?」
戸惑っているるう子に変わって伊緒奈がマーベラス達に質問した。
「その前に、美味い飯屋は無いか?」
「ええ、それならお薦めの場所を用意しますので、協力をお願いします。」
「飯が食えるならいいぜ!」
伊緒奈の提案にマーベラスは二つ返事で了解し、伊緒奈の指定したフランスの一流レストランで食事を取りながら互いの状況を説明している。
「私達セレクターは、繭と呼ばれる幽閉されていた少女の外への憎しみから始まりました。そして、私の隣に居るるう子さんがそのセレクターバトルを終わらせてくれました。」
「そこに居るガキがか?出来る訳ねえだろ。」
「いいえ、それは事実です。そして、セレクターバトルからおよそ7カ月が経ったある日、繭は私達と遊びたい一心でライダーバトルを設立し、セレクター達に仮面ライダーの力を渡しました。そして、繭と手を組み人々を苦しめようとしたウリスというセレクターも当然参戦しました。」
「何ッ!?ウリスだと!」
「はい。彼女はこのライダーバトルを利用して再び人々を苦しめようとダークライダーや強力な怪人達を操っています。」
「怪人達!?なるほどな。どうやら、俺達を襲ったメガヘクスってのも、お前達の所のウリスって奴の差し金って所か。」
「はい。そこで、無理も承知でのお願いなのですが、ウリスの計画の妨害に協力していただけないでしょうか。実は、私達の協力者であった凪風雅という方を失ってしまい、戦力が大幅に低下していました。」
「今、雅って言ったか?」
「はい。」
「だとしたら、今雅は?」
「はい、現在はこの眼魂を残して消滅してしまいました。」
「そうか。雅はもう居ないのか。そうだ!俺達のこと
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