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第2部『計画打倒編』
第14話『伝説の宇宙海賊』
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『冒険とロマンを求めて、宇宙の大海原を往く若者達。宇宙帝国ザンギャックに反旗を翻し、「海賊」の汚名を誇りとして名乗る豪快な奴らが帰って来る!』

「計画が降り出しに戻っただけで、犬死によ!」
ソーサラーの一言に周りは凍りつく。
「そんな!?雅さんがあれだけ頑張ったのに、無駄だったって言うの!?」
「無駄では無いわよ?だって、計画は降り出しに戻ったもの。だから、もうここに用は無いわ。また会いましょう。くそったれさん!」
<テレポート!ナウ!>
ウリスは変身を解除し、テレポートで去って行った。
「雅さん、ごめんなさい!るう達が、しっかりしていなかったから、雅さんを!」
「るう子、そんなに自分を責めたら、逆に雅さんに怒られるよ。」
「そうだよるう子!案外、戻ってみたらオヤジさんが居たりするかも知れないし、落ち込んじゃダメだって。」
落ち込むるう子を一衣と遊月が励ます。
「そう。私は先に帰るわ。アミカと話したいことがあるの。」
「そうか。それじゃあ、清衣は先に帰って大丈夫だよ。友達との約束は、大事だしね!」
「悪いわね、華代。それじゃ。」
そんな中、清衣は一人で先に帰る。
「ちょっと、華代さん!?清衣を先に帰して良かったの!?」
「遊月、清衣の事を考えれば、これがベストな判断よ。」
「どうしてさ。」
「清衣は、大切な友達が居なくなる辛さを知っているわ。」
「何?じゃあ華代さんはもうオヤジさんに会えないって言うの!?」
「悪いけど、私はそう思っているわ。」
「そんな──」
華代と遊月がいがみ合っていると、
「兎に角、一度雅の部屋に行きましょう。動かないことには始まらないわ。」
ユキが提案をする。るう子達は提案に乗り、雅の住んでいた部屋に向かった。
るう子達が雅の住んでいたマンションに向かうと、これまでの風景とは違い、殺伐としていた。
「この風景、妙だね。」
文緒はただそう言う。
「兎に角、行ってみよう。」
るう子達は階段を上り、雅の部屋のある階に着き、進んで行く。そして、雅の住んでいた部屋に着き、あることに気付く。
「あれ?名前が、消えている。」
雅の住んでいた部屋の郵便受けに付いていた『凪風』の名札が消えていたのだ。
「どうしたんだろ?」
遊月が気になっていると、
「お嬢ちゃん達、その部屋に何の用?」
隣の部屋の女性が尋ねてきた。
「あの!?私達、この部屋の男性に用事が有りまして!」
るう子は理由を素直に言う。すると、
「この部屋の方?お嬢ちゃん達何を言っているの?そこの部屋の方なら、もう3年前に死んでいるわよ。」
驚くべき答えが返って来た。
「そんな!?解りました。ありがとうございます。」
るう子が代表として女性にそう言い、一同はマンションから出て行った。
るう子達がマンションか
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