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消えた凶器
3部分:第三章
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・・・・・・」
 執事は沈黙を続けている。その彼にだ。
 警部はだ。今度はこのことを話してみせた。
「屋敷の台所のミキサー」
「それで」
「そう、その化石を砕いて証拠を消した」
 この事実をだ。指摘した。
「そうされましたね。ではです」
「・・・・・・・・・」
 また沈黙に入る執事だった。何も言えないといった感じだ。
 その執事にだ。警部の容赦のない言葉が続く。

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