第37話 理想郷崩壊
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オリジナルのエックスがネオ・アルカディアを去ってから長年コピーエックスに仕えていたハルピュイアからすれば信じられないことであり、現実主義者であるハルピュイアでもこればかりは質の悪い冗談だと思いたかった。
「ハルピュイア様、行って下さい」
「何…?」
彼女の声に悲嘆に暮れそうになったハルピュイアはハッとなり、隣を見遣る。
「…ファーブニル様やレヴィアタン様が動けず、ファントム様もいない今…ネオ・アルカディアを守れるのはあなたしかいません。お願いです。エックス様が守ろうとした物を守って下さい!!」
頭を下げる彼女にハルピュイアはエックスを、ネオ・アルカディアの正義を思い出し、険しい表情を浮かべながらも基地を飛び出した。
そして、エックスとルインから受け継いだ風の力を最大まで引き出してダークエルフのいる居住区へと急ぐのであった。
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