第34話 ハイウェイ跡地
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ったので、HXアーマーに換装して、イナラビッタを解析する。
「(えっと…チルドレ・イナラビッタ。兎型高機動レプリロイドで、機体の加熱を押さえるための冷却機構を戦闘に応用している。高速戦闘を得意とし、冷気を吹き出して周囲を氷漬けにする能力を持つ。…ということは氷属性だね。戦う前から情報ゲットなんてラッキー)」
恐らくはイナラビッタもダークエルフが狙いなのだろうが、ダークエルフをネオ・アルカディアに渡すわけにはいかない。
イナラビッタもルインの気配を察知して振り返る。
「何だ、お前は?はは〜ん…さては、お前もさっきのダークエルフを狙ってるんだな?そうはさせるか!!」
大きくジャンプして、イナラビッタが潜水艦に乗り込んだ。
『ルイン…!聞こえる?さっき話した通り、水位を下げるスイッチがあるから、それを押して、そのメカの進行を遅らせて!LXアーマーのサーチ能力で見つけられるはずよ。途中のメカニロイドに気をつけて!!』
「了解!任せて!!」
LXアーマーに換装して、サーチ能力を駆使してスイッチを探す。
この辺りにあるスイッチはどうやら二つのようだ。
「お先〜」
「ああ!?」
ウォータージェットを噴かして、スイッチの元に向かう。
途中でメカニロイドが妨害してくるが、ハルバードで斬り捨てながら突き進んでスイッチを押すと、少しだけ水位が下がったようだ。
「こ、この野郎!!」
「悪いね、お先〜」
ウォータージェットを噴かして即座に離脱、もう一つのスイッチの元に向かってそれを押すと更に水位が下がった。
そこから離脱して先に進むが、パンテオンが妨害してくる。
「たあっ!!」
パンテオンをハルバードで両断して奥にあるシャッターを潜ると、そこにはパンテオン二体とダークエルフがいた。
「ダークエルフ…!!」
パンテオンがダークエルフに銛を突き出して捕獲しようとする。
「……ヤメ……テ……!!」
ダークエルフは銛をかわすとパンテオンに力を注ぎ込み、そして力を注ぎ終えるとこの場を去った。
「え……!?」
ダークエルフの力でパンテオンの姿が書き換えられていき、まるで暴走したエルピスに酷似した姿となった。
「…どうやらダークエルフを追うにはこいつを倒すしかないようだね。」
LXアーマーからPXアーマーに換装すると、PXアーマーのシャドウダッシュで攻撃をかわしながら攻撃を加えていけばいずれ倒せるはずだ。
「ヒカリヨ!!」
パンテオンがこちらにレーザーを放ってきた。
シャドウダッシュで回避し、水中の浮力を活かして全力でジャンプし、チャージを終えた腕を振るった。
「十字手裏剣!!」
勢いよく投擲された十字手裏剣はパ
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