暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?約束〜Contract of a Devil〜
[7/12]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ライソン! こんな兵器を造って一体何をするつもり!?」

「明らかに世界に対して戦争を仕掛けるつもりですよ!」

「絶対に生きて本部に戻らないといけないですね!」

この事実を伝える為、改めて意地でも生き抜く覚悟を決めたクイント班。通路を駆け続けてようやく「メガーヌ!」の班と合流することが出来た。メガーヌ班の幻術は解除されており、それを指摘したクイントに、「どういうわけか勝手に解除されたわ」メガーヌが不思議そうに小首を傾げた。

「ルシル君、その余裕が無くなってる・・・?」

「どういうこと?」

クイントとメガーヌは互いの班に起きたことを報告し合う。メガーヌ班はここまで何事もなく彷徨っていたとのことだ。しかし「兵器開発工場・・・!?」クイント班からの報告に耳を疑った。

「問題はもう1つあるの! 今、ルシル君がプライソンの手先らしい魔導師と交戦中で、たぶんS+ランク並」

「隊長やルシル君と同格・・・!」

「他にも防衛戦力が居るかもしれないからこうして合流を、と思って!」

クイントのあまりの必死さに、メガーヌや部下2人は今の状況がかなり危ういものだと察した。メガーヌがすぐに「隊長たちにも連絡を!」ゼストに通信を繋げるが、「やっぱりジャミングが・・・」クイントが悔しげに呻いたように繋がらなかった。

「念話もダメのようです!」

「えっと、ステガノグラフィア・・・? うちの隊長たちのところまでナビお願い出来る?」

『はい。マスターからの命令は、みなさんを合流させることですので!(/"`・ω・´)』

そうしてクイント班とメガーヌ班は合流を果たし、今度はゼストの班と合流するべく通路を駆けだした。それから防衛戦力と対峙することもなく順調に来ていたが・・・

『Warning ! Warning ! Warning !ヽ(´゚д゚`;≡;´゚д゚`)ノ』

『敵性戦力を感知! (>д<)』

『隔壁を閉じ・・・、あれ!? 管理者権限が奪い返された!?ヾ(#`Д´#)ノ』

『状況最悪!ヽ(゚`Д´゚)ノ』

『各員、臨戦態勢!(p>_<q)』

ステガノグラフィアからの警告に、クイント達は臨戦態勢に入った。そして彼女たちの目の前にガシャガシャと音を立てながらソレらは現れた。30体ほどの多脚歩行型の機械兵器の一群だ。鎌のような手や足を持ち、頭部らしき部分には目のような光が2つ輝いている。

「陸戦兵器も完備ってわけですね・・・!」

「どうします? 分隊長」

「この数を一々相手にしていたら物量で押し切られる」

「一点突破で逃げの一手ね」

クイントとメガーヌが即決した作戦は、全員の攻撃を一点集中し、機械兵器の一群に穴を開け、そこを通ってひたすらに逃げるといも
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ