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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?約束〜Contract of a Devil〜
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ているアルファ達と戦闘を開始した。
・―・―・―・―・
時空管理局は本局、その一室。そこは一切の照明器の無い部屋で、さほど広くもない。その部屋に在るのは円卓と13脚の椅子のみ。13脚の椅子の内1脚には人の形をしたホログラムが座っている。ミッドチルダ地上本部の司令、レジアス・ゲイズ中将だ。
さらに別の3脚にはローマ数字のTとUとVが描かれた時空管理局のエンブレムが浮いている。最高評議会と称される3人だ。そしてもう1脚にはSoundonlyと表示されたモニターが浮いている。彼らは時空管理局評議会。管理局運営とはまた違う事柄を決定する機関であり、通称権威の円卓。
『話が違うじゃないか、レジアス中将。首都防衛隊の連中が俺の別荘にまで捜査に来たぞ。お前は言ったよな。俺は捕まえないと。お前の願い、ミッドチルダから犯罪を無くすために』
Soundonlyと表示されたモニターから呆れが含まれた声が発せられた。声の主はどうやらプライソン本人の物のようだ。管理局に広域指名手配されている犯罪者でありながら、プライソンは管理局の上層部と癒着していた。
『私とて止めるつもりだったのだ! しかし・・・命令が届く前に向かってしまったのだ・・・!』
レジアスの顔が苦悶に歪む。首都防衛隊がプライソンの研究施設の1つに潜入捜査に行くと知ったのは最近のことだったのだ。すぐに理由を付けて捜査が出来ないようにつもりだったのだが、それが間に合わなかった。
『それは互いに残念だったな。しょうがないから迎撃したぞ』
円卓上に数枚のモニターが展開された。映し出されているのは首都防衛隊のメンバーで、誰も彼もが凄惨な様をしていた。
『ゼスト・・・!』
隊長のゼストは全身が鞭に叩かれたようにズタズタにされ、彼の班員だったグアラ空曹は床に出来たクレーターの底に倒れ伏し、ライナー一等陸士の胴体には刃物傷がいくつも付いていた。
メガーヌは四肢がへし折られ、頭や目、耳、鼻、口から血を流した状態で床に叩き付けられており、スタウトは下半身がぺちゃんこに叩き潰されていた。クイントは“リボルバーナックル”を装着していた両腕とローラーブーツを装着していた両脚が断ち切られ、せり上がっている鉄製の床2枚に挟まれていた。アベオとクラッコとジュークは機械兵器からの刺突を受け、床に倒れ伏していた。
『こっちの引っ越しはもうじき終わる。あとは好きに持って行ってくれ。あー、そうそう、クイント・ナカジマとメガーヌ・アルピーノは俺が貰う。2人とも俺の作品としてなかなかの適性を叩き出したからな。それに、俺の作品からあれだけ攻撃を受けながら未だに生きている。大した生命力だ。良い作品になるだろう。それとゼスト・グランガイツ、アレも一応生きてはいるし、人造魔導師素体として使えるが、レジア
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