暁 〜小説投稿サイト〜
がっこうぐらし!The world in confusion
chapter35
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たか〜」(訳 ん?何かいいましたか?)

わたしは〜いたってへいきれしゅのに〜…(訳 私は至って平気ですのに)

へいきたらへれきでしゅからね!(訳 平気ったら平気ですからね)

「まさか…音姉や由夢以外でちょっとの酒でこんなに酔うのがいたとは…」

まほぉとは何いってりゅの〜? (訳 誠は何をいってるの?)

「しゃあ〜まちょと〜ほお、いっぷばい…いひょう〜」(訳 さあ、誠、もう一杯行こう)

「いやいや、もうやめとこう…」

「なひぃ?われしのちゃけが…のめないのれすか?」(訳 何? 私の酒が飲めないのですか?)

「いや、だから」

まっひゃく、ぽれのしゃけがのめにゃいなんて(訳 全く、俺の酒が飲めないなんて)

「いいれす、このしゃけはじぇーんぶほへがのみまちゅ」(訳 いいです、この酒は全部俺が飲みます)

「待てぇぇぇぇ!!これ以上厄介なことになる!こうなったら!」

[スリープ プリーズ]

ふれ?なんにゃか…ねぬく…(あれ?なんだか…眠く…)




翌日

「それじゃあお世話になりました」

翌日の朝9時、誠が荷物をまとめてもとの世界に帰ることになり見送りに屋上に集まっていた。

「ううん、お世話になったのは私達の方よ、元気でね桜崎さん」

「ふん!こんな痴漢男が居なくなって清々するわ」

「もう、優花ちゃんたら…ごめんなさいね誠くん」

「ははははは…いや別に大丈夫だ、悠里、そっちも元気でな」

「じゃあね、まーくん!」

「そっちの私も心配してるだろうから、安心させてあげてね」

誠の世界の音姉や由夢達か…なんか、由夢に誠がぼろだしてかなり高いスイーツとか奢られそうだな…誠、ステーキ食べたし(二回)…

あ、そういえば…

「なあ、屋上でいっしょにあれ飲んだ後の記憶がないんだけど…何かあったか?」

俺は日本酒を飲んだ後の記憶がない気がつけば寝袋の中で知ってるのは誠だけだし聞いてみた。

「いや、ナニモナカッタゾ」

何故か返事がかたごとだ…いや、追求するのはやぼだな

「そうか、なら別にいい、この礼はいつか返す、またな、誠」

「ああ、またな、雄也」

[クリア プリーズ]

クリアリングをウィザードライバーに手を翳すと誠の足元に魔法陣が出現しそしてその魔法陣によって誠はもとの世界に転移した。


「…いったな…」

「そうだね」

誠が居なくなり少し寂しいけど…しっかりしないとな。

「さて、部室に戻りましょうか」

佐倉先生の言葉にみんな屋上から校内に入っていき最後に俺がドアの前で止まりふと空を見上げた。

「……またいつか…必ず会おう…希望の魔法使いさん」


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