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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter35
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雄也は戻ってきたこの…支え、支えてくれるみんなのもとに…

SIDE雄也

「あ〜疲れた」

現在夜の9時廊下はうっすらと不気味な雰囲気を醸し出し、そんな中を俺は歩いていた。

先程まで、音姉、悠里、佐倉先生の三人に盛大なお説教を言われて漸く解放されたのだ。

他のみんなはお風呂とか寝室に行っていた。

「少し夜風に当たってくるか」

そう思い俺はあるものを部屋からもって階段を上がり屋上に来ていた。

空に曇りのない星空が見える。

「いい星空だな」

ふと夜空を見上げていると俺じゃない誰かの声ふと、聞こえた方向を顔を向けると桜崎さんが俺のとなりに座った。

「あの、桜崎さん…」

「誠でいい、それと敬語もしなくていいぞ、雄也」

桜崎…いや、誠はそういうと俺も頷く。

「その、すまない、誠のことは音姉達から聞いたよ、異世界から来て、帰れるのに音姉達を守ってくれたこと…本当にありがとう」

「べつに、気にするなよ、俺がやりたかっただけだしな…それにこれからは雄也が戻ってきたんだから…俺もそろそろ帰らないとな」

そうだよな、俺が戻ってきたんだから誠はもう音姉たちのこと心配する必要はないと思ったんだろう。

「雄也と俺は似ているからな」

「似てる?」

俺と誠で似てるところがあるのか?…少し気になる。

「俺も付属三年の頃、義之たちに内緒で仮面ライダーとして戦っていたんだ、もし俺が仮面ライダーになったら皆に危険が及ぶ可能性がある、そう思ってな」

誠はそういって俺は確かに似ていると実感した。

「たしかに俺も一度はこれ以上悠里達を巻き込めないと思って離れたしな…」

「一度、手放して戻ってきた希望…絶対に手放すなよ」

そう誠が言う、そんなの当たり前だ。

「ああ、もちろんだ」

そしてまた星空を眺めていると部屋からもって来たあるものを取り出した。

「?それなんだ?」

俺が取り出したのはひとつの瓶でカップは二つ用意されている。

「何って日本酒だよ…リバーシティ・トロンから持ってきてたんだ…少し飲みに付き合ってくれないか」

「酒かよ!ってか大丈夫なのか?」

「大丈夫、大丈夫!アルコール少しだし…問題ないよ」

そういってカップに日本酒を注ぎ二つのうちのひとつを誠に渡した。

「それじゃあ、まあ、ちょっとだけならな」


(訳あってここから地の文が少なくなります、ご了承くださいby 作者)

数分後…


「あはははは〜!なあ誠〜僕はいっじょうげんめい〜がんばったのれすよ」(訳 あははは、なあ誠、僕は一生懸命がんばったんだよ)

「………一口飲んだだけで酔ってるよ」

「んあ?なにか〜いいましゅ
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